2026.06.19 08:00 更新
2026.06.18 取材
|
セミナーでは、Wildcat LakeことノートPC向けのコスト重視CPUである「Coreシリーズ3」についても解説が行われた。こちらも「Intel Arc G3」と同様「Core Ultra シリーズ3」の主要なIPを継承しているのが特徴だ。
|
コストを抑えるため、コア数はPコアが2基、低電力Eコアを4基の最大6コア構成となり、グラフィックスコア「Xe 3」も2基に削減されている。またメモリは従来のデュアルチャネルからシングルチャネルに変更された。これによりメモリ帯域幅は狭くなるものの、基板上の実装スペースを削減できるだけでなく、マザーボードに安価な6層PCBが使用できるようになり、ノートPCのトータルコストを抑えることができるようになった。
|
|
そのほか、PCI ExpressはGen 4世代に変更され、Thunderbolt 4のポート数などにも一部制限が設けられている。
こうした制限により、パフォーマンスへの影響が懸念されるが、Core 7 150Uとの比較では通常のアプリケーションで最大2.1倍、AIアプリケーションでは最大2.72倍のパフォーマンスを発揮する。また、5年前にリリースされたCore i7-1185G7との比較でも大幅な性能向上を記録しており、インテルは手頃な価格帯でありながら十分な処理能力を備える製品だとしている。
|
|
|
これまで低価格帯のCPUでは、前世代の設計を流用してコストを削減する手法が一般的だった。しかし「Coreシリーズ3」では、最上位モデルで採用された最新テクノロジーをスケールダウンして投入している点が特徴だ。インテルは、最新のAI PC体験をより幅広い価格帯へ展開する製品として位置付けている。
|
|
|
文: 編集部 池西 樹
インテル株式会社: https://www.intel.co.jp/

