2026.06.19 08:00 更新
2026.06.18 取材
インテル株式会社(本社:東京都千代田区)は2026年6月18日、プレス向けセミナーを開催。携帯ゲーム機向けCPU「Intel Arc G3」と、コストを重視したモバイル向けCPU「Coreシリーズ3」について技術解説を行った。
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COMPUTEX 2026に合わせて発表された「Intel Arc G3」シリーズは、携帯ゲーム機向けに設計された最新CPUだ。Intel A18製造プロセスや、「Cougar Cove」世代のPコア、「Darkmont」世代のEコア、「Xe 3」世代のGPUコアなど、ベースとなる主要IPはモバイル向け最上位であるPanther Lakeこと「Core Ultraシリーズ3」を継承している。
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ただし、一般的なノートPCやデスクトップPCと異なり、ゲームプレイ中にバックグラウンドで重いアプリケーションを動かすことがあまりないこと、そして電力効率を高めるためにPコア数は4コアから2コアへと削減された。
一方で、Eコア(8コア)や低電力Eコア(4コア)については最上位モデルと同じ構成を維持している。さらにゲーム性能で重要になるグラフィックス性能を確保するため、Xe 3コアは上位モデルの「Intel Arc G3 Extreme」では12基、下位モデル「Intel Arc G3」でも10基を内蔵する。
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これにより、前世代のノートPC向けハイエンドモデルCore Ultra 258Vとの比較では平均44%、直接の競合になるRyzen AI Z2 Extremeを搭載した「ROG Xbox Ally X」との比較でも平均で42%上回るゲーム性能を発揮する。
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また、超解像技術「XeSSスーパー・レゾリューション」や最大4倍のフレームを生成できる「XeSSマルチフレーム・ジェネレーション」、応答性を高める「Xeロー・レイテンシ」などの機能を備えた「XeSS 3」を有効にすれば、「ROG Xbox Ally X」の2倍以上のフレームレートを実現できるという。
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携帯ゲーム機のワークロードを分析して最適化した電力とコアの制御技術「Intelligent Bias Control 3.5」(IBC 3.5)機能を搭載しているのも大きな特徴だ。
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携帯ゲーム機では、ゲームプレイ中にバックグラウンドで重いアプリケーションを動作させるケースが少ないことから、ゲームのスレッドを高効率なEコアへ割り当てて、Pコアの動作を最小限に抑えることでCPUの消費電力を低減。その分をGPUに割り当てることで、描画性能を引き上げることができる。
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また、バックグラウンド処理に合わせて電力を細かく調整するのではなく、供給電力をできる限り安定化することで、バッテリー駆動時間を延長するとともに、フレームレートの急激な変動を防いで、安定したゲーム体験が提供できるようになった。
ユーザーがゲームの目標フレームレートを任意に設定することで、過剰なレンダリング処理を行わないようにする「エンデュランス・ゲーミング」機能も搭載している。
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「エンデュランス・ゲーミング」が有効になると、システムはユーザーが指定したフレームレートを維持できるように電力管理を行う。これにより、無駄に消費されていた電力を節約でき、ゲームプレイ時の消費電力を大幅に抑えることが可能になる。
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ゲームタイトルによっては3倍以上も駆動時間が伸びるものもあるとしており、長時間の移動など充電ができない環境でも、バッテリー残量を気にせずゲームに没頭できるようになるわけだ。

