エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1680
2026.07.29 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
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Silent Master Noctua Edition Z890i 基本構成売価税込575,550円(2026年6月26日発売) 製品情報(サイコム) |
自作PCファンの間では、冷却・静音のプロフェッショナルとして名高いNoctua。その製品は性能の高さと優れたクオリティから、相応のプレミアムなコストが要求されるため、本来BTOに採用される例は珍しい。
ところがそんなBTO市場において、Noctua製品を積極的に採用しているメーカーがサイコムだ。特にNoctua製のクーラーやファンを標準採用し、“究極の静音性”を追求した「Silent Master」シリーズは、主要な人気モデルとして長く売れ続けている。
そのサイコムから、このほど販売が開始されたのが「Silent Master Noctua Edition」。冷却に関するほぼすべてをNoctuaで統一した、ハイスペック志向かつスペシャルな静音PCだ。
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| NoctuaがAntecとコラボした、初のPCケース「Antec Flux Pro Noctua Edition」を採用。その他冷却パーツもNoctua製品が搭載されている |
まずこのマシンのビジュアルを特別なものにしているのが、全身にNoctuaカラーをまとった「Antec Flux Pro Noctua Edition」。Antecとのコラボレーションで生まれたNoctua初のPCケースで、合計6基を備える吸排気ファンにもNoctua製のプレミアム冷却ファンが採用されている。
そしてCPUクーラーには、満を持しての市場参戦が大いに話題になった、やはりNoctuaとしては初となるオールインワン型水冷ユニット「NL-LC1-36」(360mmラジエーターモデル)を搭載。防音材や共振を抑制する世界初の仕組みを備えたポンプがトピックで、ラジエーターにはNoctuaのフラッグシップファン3基が取り付けられている。
ちなみに「NL-LC1-36」を採用したことで、冷却性能と静音性のバランスから従来の「Silent Master」では選択できなかった、フラッグシップCPUも構成に組み込むことが可能になった。
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| Noctuaが満を持して市場に投入した、初のオールインワン型水冷ユニットも標準構成で組み込まれている |
さらにグラフィックスカードには、Noctua製ファンを組み込んだサイコムオリジナルの静音モデル「Silent Master Graphics」を標準採用。まさに“Noctua尽くし”という言葉がピッタリな、Noctua製品を使いこなしてきたサイコムにとって、その集大成とも言える静音PCに仕上げられている。
「Silent Master Noctua Edition」はプラットフォームの違いにより、IntelモデルとAMDモデルの2本柱で構成されている。今回レビューするのはIntelモデルの「Silent Master Noctua Edition Z890i」なのだが、ここで一旦その基本構成を確認しておこう。
まずCPUには、24コアのCore Ultra 7 270K Plusを搭載し、その冷却には前述の通りNoctua製のオールインワン型水冷ユニット「NL-LC1-36」を採用。グラフィックスカードはGeForce RTX 5070 Tiを搭載するオリジナルの静音モデル「Silent Master Graphics RTX 5070Ti 16GB」が組み込まれている。
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Intel Z890ベースのシステムで、マザーボードはGIGABYTE「Z890 AORUS ELITE WIFI7 PLUS」を採用。メモリはDDR5-5600 32GB(16GB×2)、ストレージはCrucial「P510」シリーズの1TBモデルを内蔵する。
なお、電源ユニットは80PLUS GOLD認証の1000WモデルのASRock「Steel Legend SL-1000G」で、これらがNoctuaとAntecによるコラボケース「Antec Flux Pro Noctua Edition」に収められているという構成だ。
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