エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1688
2026.09.02 更新
文:撮影・編集部 池西 樹
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Cooler Master「V8 ACE 3DHP Black AMD」 市場想定売価税込16,800円(2026年9月4日発売) 製品情報(Cooler Master) |
今回の主役である「V8 ACE 3DHP」シリーズは、V型エンジンをモチーフにしたユニークなデザインと高い冷却性能を兼ね備えた、同社のハイエンド空冷CPUクーラー「V8」シリーズの流れをくむ最新モデルだ。
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| COMPUTEX 2026のブースレポートで紹介した「V8 ACE 3DHP」。すでにほぼ完成品に近い状態で、約2ヶ月後には編集部に届けられた |
今年6月に開催されたCOMPUTEX 2026のブースレポートにて一報をお届けした製品で、標準的なU字型ヒートパイプに垂直方向の分岐を追加し、熱伝導経路を立体的に拡張した独自特許技術「3DHP」(3D Heat pipe)と、「SCCHP」(スーパーコンダクティブ複合ヒートパイプ)を組み合わせた「ハイブリッドヒートパイプコア」設計を採用する。
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| 以前検証した「Hyper 212 3DHP Black」や「V4 Alpha 3DHP Black」では「3DHP」のみ実装されていたが、「V8 ACE 3DHP」では「3DHP」と「SCCHP」が組み合わされている |
「3DHP」に実装された垂直ヒートパイプは、それぞれ位置をずらしてヒートシンクを貫通しており、CPUのホットスポットから素早く熱を移動させ、放熱フィン全体に効率よく拡散させる設計になっている。また、U字型のヒートパイプには、焼結粉末と溝付きのチャンネルを組み合わせた「SCCHP」を採用。標準的なヒートパイプに比べ、熱伝達効率を高めている。
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| 役割の異なる2基の30mm厚120mmファンを搭載し、冷却性能を高めながら共振音を抑制する |
さらに冷却ファンには、たわみに強く、高速回転時でも安定したエアフローを生み出す液晶ポリマー(LCP)ブレードを採用した30mm厚の120mmファンを2基搭載。シングルタワー構造ながら、大型のデュアルタワー構造と同等以上の冷却性能を実現しているという。
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| 「V8 ACE 3DHP」では、シングルタワー構造にすることでCPUソケット周りの干渉を最小限に抑えつつ、高い冷却性能を実現したという |
冷却性能を高めるため、冷却ファンやヒートシンクの大型化が進むハイエンド空冷CPUクーラーにおいて、あえて設置面積を抑えたシングルタワー構造で真っ向勝負を挑む。その実力がどれほどのものなのか、後半のテストセッションでじっくり解き明かしていきたい。
続いて、ラインナップを確認していこう。AMDとIntelではヒートスプレッダの形状や熱源の位置、発熱特性が異なるため、「V8 ACE 3DHP」シリーズでは、ベースプレートの形状や3DHPの設計を各プラットフォーム向けに最適化したAMD版とIntel版が用意されている。
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カラーバリエーションは、重厚感のあるオールブラックと、ホワイトビルドにも映えるオールホワイトの2色がラインナップ。なお、今回検証に使用するのはSocket AM5 / AM4に対応するAMD版のブラックモデル「V8 ACE 3DHP Black AMD」だ。
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AMD版とIntel版ではパッケージデザインは共通だが、前面下の「V8-I / V8-A」のマークで判別ができるようになっている |
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| ハイエンドモデルらしく、インローヒンジ仕様のパッケージを採用。前面のタグを使ってフタを持ち上げると、緩衝材に保護された「V8 ACE 3DHP」が姿を現す |
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