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最終更新日 2026年8月15日 12:16

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エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1685

これで全てが分かる。NZXT「H6 RGB+ (2026)」徹底解説

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2026.08.15 更新

文:撮影・編集部 松枝 清顕

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NZXT デュアルチャンバー ピラーレス ミドルタワー
今回はデュアルチャンバー設計を採用した新作PCケース、NZXT「H6 RGB+ (2026)」を取り上げる。H6 RGB+ (2026)は、2023年に登場した「H6 Flow RGB」シリーズをベースに各部をブラッシュアップした2026年モデルだ。デュアルチャンバー構造やフロントと左側面をシームレスにつなぐ強化ガラスを採用するほか、エアフローやメンテナンス性、背面コネクタマザーボードへの対応など、近年の自作PCトレンドを意識した改良が施されている。本稿では編集部に届けられた「H6 RGB+ (2026) White」をもとに、デザインや組み立てやすさを詳しくチェックしていこう。

人気ケース「H6 Flow」を再設計した2026年モデル

新製品のリリースやイベント取材ではおなじみのNZXT。しかし、こうして編集部で腰を据えてレビューする機会は意外にも多くない。今回届いたのは、人気モデル「H6 Flow」をベースに現代仕様へと生まれ変わった「H6 (2026)」シリーズだ。

NZXT「H6(2026)」
H6 RGB+ (2026) White(型番:CC-H62FW-P1) 市場想定売価税込34,680円(2026年6月18日発売)
製品情報(NZXT)

自作PC市場にピラーレスデザインPCケースが登場したのは、2022年と言われている。その翌年に発売された「H6 Flow」シリーズはNZXTの代表的なヒット作となる。そして登場から約2年7ヶ月を経て実質ブラッシュアップされたのが「H6 (2026)」シリーズというワケだ。

H6 Flow H6 Flow
既存モデル「H6 Flow」シリーズ(2023年11月発売)

ここで「H6 Flow」シリーズと「H6 (2026)」シリーズの主な変更点を挙げておこう。

  • 強化ガラスが2ピース構成からシームレスな曲面1枚強化ガラスに変更
  • 右側面パネルと右斜めのパネルが一体化に変更
  • 両サイドパネルの固定方法がハンドスクリューからツールフリーに変更
  • 冷却ファンレイアウトの刷新
  • 背面コネクタマザーボードへの対応
  • GPUサポートブラケットを標準装備

NZXTの命名ルールから、”何が違うのか”といった声は少なくないだろう。実際筆者も完全に理解したのは製品資料で、多くの自作派には”小変更”というイメージが払拭できていないのではないだろうか。本稿では、新モデルで進化したポイントを詳しく紹介するとともに、旧モデルとの違いについても随所で解説していく。

なお「H6 (2026)」シリーズにはバリエーションが用意され、冷却ファンがオプション扱いで自由に選択できる「H6 (2026)」と、RGBファンと「NZXT Control Hub Lite」が標準で装備される「H6 RGB+(2026)」があり、それぞれブラックとホワイトの2色から選択できる。

NZXT「H6 RGB+ (2026)」
冷却ファンやNZXT Control Hub Liteが付属しない「H6 (2026)」もラインナップ。市場想定売価は税込18,180円で、「H6 RGB+ (2026)」とは16,500円の価格差がある
  • H6(2026) Black(型番:CC-H62FB-01) 市場想定売価税込18,180円
  • H6(2026) White(型番:CC-H62FW-01) 市場想定売価税込18,180円
  • H6 RGB+(2026) Black(型番:CC-H62FB-P1) 市場想定売価税込34,680円
  • H6 RGB+(2026) White(型番:CC-H62FW-P1) 市場想定売価税込34,680円

設計の軸はデュアルチャンバー

今回検証するのは「H6 RGB+ (2026) White」。まず注目したいのが、本機の設計の軸となるデュアルチャンバー構造だ。そのメリットを見ていこう。

  • 電源ユニットやストレージをマザーボードトレイ背面のサブチャンバーへ集約
  • 配線が見えにくい構造。”魅せるPC”の構築がしやすい
  • メインチャンバーのエアフローを最適化しやすい
NZXT「H6 RGB+ (2026)」
トップパネルを外した状態。メインチャンバー(右側)とサブチャンバー(左側)の各エリアが独立して分割されていることが分かる

熱源を分離できるデュアルチャンバー設計は、ケーブルマネジメントの面でも有利とされ、特に背面コネクタマザーボードでは裏配線スペースが広く確保できていることからベストな選択と言えるだろう。電源ユニットやストレージを収納するサブチャンバーにも十分なスペースが確保されており、比較的ケーブルを無造作に束ねてもエアフローを大きく妨げることなく、メインチャンバーの見映えをアシストできる。

NZXT「H6 RGB+ (2026)」

また、一般的なミドルタワーPCケースに比べて横幅が広くなりがちだが、背を低く設計できることもメリットだろう。内部空間にも余裕があり、パーツの組み込みや配線作業も進めやすい。自作経験の浅いユーザーでも、その扱いやすさを実感できるだろう。

スペック表に見るNZXT「H6 RGB+ (2026)」

実機に触れる前に、スペック表から「H6 RGB+ (2026)」の基本仕様を確認しておこう。対応マザーボードはATX、MicroATX、Mini-ITXで、背面コネクタマザーボード(ATX規格)をサポートしている。主素材はスチールで、副素材としてプラスチックと強化ガラスが使用されている。

外形寸法は幅292mm、奥行き420mm、高さ448mmで、重量は9.3kgとされる。また、容量は55リットルで、内部空間はメインとサブのデュアルチャンバー構成となる。なお、これ以上の内部容積が必要なシステムには、奥行きで46mm、高さで47mm上回る「H9 Flow」の検討も推奨されている。

NZXT「H6 RGB+ (2026)」

パッケージサイズは幅379mm、奥行き531mm、高さ516mmで、付属品および緩衝材を含めた総重量は11.19kg。デュアルチャンバー設計のPCケースは横幅が広くなりやすく、それに伴ってパッケージも大型になる。店頭購入による持ち帰りには、カートの準備がオススメだ。

NZXT「H6(2026)」

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NZXT「H6 RGB+ (2026)」外観デザインチェック
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