エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1685
2026.08.15 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからは、一体型曲面強化ガラスパネルや右サイドパネル、トップパネルを取り外し、NZXT「H6 RGB+ (2026)」の内部構造をチェックしていく。このモデル最大の特徴であるデュアルチャンバー設計に沿って、まずはメインチャンバー、続いてサブチャンバーの順に各部を見ていこう。
メインチャンバーとサブチャンバーを仕切るのは、マザーボードトレイだ。PCの主基板であるマザーボードを固定する土台であると同時に、H6 RGB+ (2026)ではエリアを二分割する仕切り板の役割を兼ねている。
トレイ表面には出荷時から合計9本のスタンドオフ(台座)が装着されている。中央の1本は位置決め用の「センタースタンドオフ」で、マザーボードを引っ掛けて仮固定できるため、ネジ止め前の作業がしやすい。
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2列目中央の1本のみ「センタースタンドオフ」が装着済み。ネジ留めができないピンタイプで、マザーボードのズレがなく、搭載作業が楽にできる |
H6 RGB+ (2026)で新たに採用されたのが「GPUサポートブラケット」だ。重量級グラフィックスカードの末端を支えることで、カード自体の歪みやマザーボードの拡張スロットへの負担を軽減する、ハイエンドグラフィックスカードには便利な仕掛けで、近年のミドルレンジ以上のPCケースでは採用例が増えている。
構造はシンプルで、マザーボードトレイ末端のエッジ部にネジ留めされたプラスチック製パーツで、高さは約80mmの範囲で上下にスライド調整できる。マザーボードに固定したグラフィックスカードの高さに合わせ、適切な高さに調整して使用する。ただし、ブラケットが届くのは全長約300mm以上のグラフィックスカードに限られる。それ以下のカードではサポートできない。
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| グラフィックスカード設置面には長さ20mmのシリコンゴムが装着済み |
H6 RGB+ (2026)の拡張スロット数はATX規格では標準的な全7段。拡張スロットブラケットは斜めにデザインされたスリット状の通気孔を備え、左端にはNZXTの文字が打ち抜かれている。もちろん量産加工だが、ブラケットひとつひとつに装飾を施すあたりはNZXTのこだわりの部分といえよう。
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拡張ブラケットの固定に大きめの六角ヘッドネジを採用するケースが多いが、H6 RGB+ (2026)では小型のネジを採用。白で統一された内部デザインを損なわないよう配慮されている |

