エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1680
2026.07.29 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
「Silent Master Noctua Edition Z890i」のシステム上のコアであるマザーボードは、GIGABYTEのIntel Z890チップ搭載モデル「Z890 AORUS ELITE WIFI7 PLUS」だ。
Core Ultra 200S Plusシリーズに合わせて登場したゲーミングマザーボードで、ワンクリックでCPUとメモリの設定を最適化してパフォーマンスを引き上げる「Ultra Turbo Mode」に対応。AI制御と高度なハードウェア設計を組み合わせたDDR5オーバークロック技術の「D5 Bionic Corsa」も備えている。
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電源回路は60A DrMOSによる16+1+2フェーズ構成で、大型のVRMヒートシンクを装備。メモリスロットは最大9,466MHz動作をサポートするほか、PCI Express 5.0対応を含む合計4基のM.2スロット、やはりPCI Express 5.0に対応する拡張スロットが実装されている。メインのM.2スロットは両面冷却のヒートシンクを備えるほか、拡張スロットはワンプッシュリリースの便利ギミック付きだ。
ネットワークは、5ギガビットLANと帯域幅320MHzのWi-Fi 7に対応。USB4ポートをはじめ合計10基のUSBポートを備えるなど、インターフェイス周りも充実している。
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| 「Z890 AORUS ELITE WIFI7 PLUS」のインターフェイス。使用しないDisplayPort端子にはあらかじめカバーが装着済みで、ガイド用のシールも貼られている |
なお、カスタマイズメニューではIntel Z890搭載モデルを中心としたラインナップを用意。Intel B860搭載のミドルレンジモデルを選択し、コストを抑えることも可能だ。
メモリは5,600MHz動作に対応するメジャーチップ・JEDEC準拠品のDDR5 32GB(16GB×2)が標準構成に指定されており、容量の増強も可能。ちなみに評価機には、Kingstonの16GBモジュール「KVR56U46BS8-16」がデュアルチャネル構成で組み込まれていた。
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そしてカスタマイズメニューでは、ヒートスプレッダ付きの「Crucial Pro」シリーズへの変更も可能で、その場合は96GB~256GB(64GB×4)という大容量構成が選べる。
もっとも昨今のメモリ価格高騰の影響から、メモリ容量をアップグレードしようとすればかなり重たい出費になる点に注意。一般的なゲーミングPC運用を考えるなら、よほどのことがない限り標準の32GBのままで不足を感じることはないだろう。
ストレージは最新のPCI Express 5.0に対応するCrucialのNVMe M.2 SSD「P510」シリーズから、1TBモデルの「CT1000P510SSD8」を搭載。Micronによる276層の第9世代NANDを採用した高速モデルで、シーケンシャル読込最大11,000MB/s、同書込最大9,500MB/s、ランダム読込および書込150万IOPSという、高速な転送速度を特徴とする。
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カスタマイズではさらに高速なCrucial「T710」シリーズや最大8TBの大容量SSDを選択したり、逆にPCI Express 4.0対応モデルにダウングレードしてコストを抑えるという手もあり。さらにデータドライブとして大容量HDDも増設可能なため、予算や使い方に応じたストレージ構成をオーダーしたい。
標準構成における電源ユニットは、80PLUS GOLD認証を取得した容量1000WのASRock「Steel Legend SL-1000G」だ。日本メーカー製コンデンサを100%採用した信頼性重視の設計で、冷却ファンは135mm Striped Axial FDBファンを搭載。20~25dBAでの動作を認証するCybenetics LAMBDA Aの静音認証も取得している。
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| 電源ユニットはメンテナンスしやすいシフト配置になっている |
カスタマイズメニューには、ASRockおよびAntecの人気モデルをラインナップ。ただし電源容量とグラフィックスカードの項目は連動しているため、GeForce RTX 5090を選択した場合は容量1200Wのモデルに変更する必要がある点は覚えておこう。

