エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1680
2026.07.29 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
引き続き「Silent Master Noctua Edition」の内部構造を確認するため、サイドパネルを開放する。なお編集部に届けられた評価機は、Intelモデル「Silent Master Noctua Edition Z890i」の標準構成そのままの状態で、カスタマイズは加えられていなかった。
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「Silent Master Noctua Edition Z890i」の標準構成では、CPUは24コアかつ最大5.5GHz動作の「Core Ultra 7 270K Plus」が搭載されている。
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Eコア増強や内部遅延の削減などにより、従来のCore Ultra 200Sシリーズの課題だったゲーム性能の大幅な向上が図られた最新モデル。クリエイティブ系のワークロードにおいても、フラッグシップのCore Ultra 9 285Kと同等かそれ以上のパフォーマンスが期待できる優秀なCPUだ。
また、カスタマイズメニューでは同シリーズのCore Ultra 5 250K/KF Plusのほか、Core Ultra 5 245KからCore Ultra 9 285Kまでのラインナップが用意されている。
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そしてそのCPUを冷却するクーラーは、Noctua初のオールインワン型水冷ユニット「NL-LC1-36」だ。カスタマイズメニューでは360mmモデルに加えて240mmモデルを選択可能だが、標準構成では360mmの大型ラジエーターモデルがチョイスされている。
その最大の特徴は、水冷ユニットの課題だったポンプの騒音を極限まで低減する、3層構造のノイズ吸収機構「NL-PNA1(Pump Noise Absorber)」の存在。Asetek製の名作ポンプユニット「Emma V2」の上部を覆うカバー状のパーツで、吸音材によるノイズ対策とチューンドマスダンパーによる振動抑制を組み合わせた、世界初のポンプ静音化ソリューションだ。
特に人間が不快に感じる高周波帯域のノイズ成分が低減されており、単に騒音値を減らすのではなく“耳障りに感じにくい音質”への改善が施されている。
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さらに冷却ファンには、Noctua最新世代のプレミアム120mmファンである「NF-A12x25 G2 PWM」を3基搭載。CPUクーラーやラジエーター向け用途を想定して開発された高性能ファンで、これらはPCケースのファンと同様の“Speed Offset”設計を組み合わせている。
並べて搭載された冷却ファンに意図的にわずかな回転差を設けることで、周期的なハミング音や共振の発生を抑制するという仕組みだ。
「Silent Master Noctua Edition」はグラフィックスカードも特別製で、サイコムによるオリジナルの超静音カード「Silent Master Graphics」が採用されている。標準構成で組み込まれているのは、シリーズのGeForce RTX 5070 Ti搭載モデル「Silent Master Graphics RTX 5070Ti 16GB」だ。
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冷却ファンに2基のNoctua「NF-A12x25 PWM」を採用し、それらを長尾製作所が手がけたファンカバーで一体化。既製品のグラフィックスカードでは実現できない、最高峰の静音性が最大のトピックだ。
なお動作クロックはベース2,295MHz/ブースト2,452MHzのリファレンス仕様で、メモリスピード28Gbps、ビデオメモリGDDR7 16GBを実装している。
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ちなみにカスタマイズメニューでは、「Silent Master Graphics」シリーズのGeForce RTX 5070およびGeForce RTX 5060 Tiモデルも選択可能。さらに主要メーカーの人気グラフィックスカードを多数ラインナップしており、GeForce RTX 5090搭載モデルを指定することもできる。ただし搭載GPUによっては、電源ユニットの変更が必要になる場合があることは覚えておこう。

