日本を代表するPCパーツブランドが25年を経て新たな変革期に
CFD販売株式会社(本社:愛知県名古屋市)は2026年9月17日、千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2026(HALL1 01-C13)にて新ブランド「Crowxis」の詳細およびその製品群を披露した。
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セッションの冒頭で新ブランドのコンセプトについて語る、CFD販売の三谷氏
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2001年から25年の長きにわたり展開されてきた「玄人志向」を引き継ぐ新ブランドとして、9月1日に発表された新ブランドの「Crowxis」が正式にベールを脱いだ。CFDブースで行われたお披露目イベントでは、CFD販売代表取締役社長の三谷氏より、「Crowxis」へのブランド継承とそのコンセプトについて語られた。
これだけ長く続き、ユーザーに親しまれてきた玄人志向の名が消えてしまうことを残念に思う声も多いはず。しかし三谷氏によれば、今回の継承は「ブランドを刷新して新しく作り変えるわけではない」という。これまで玄人志向が重視してきた価格と性能のバランス、合理性、実用性といった“血”を受け継ぎつつ、ブランドとしての“見せ方や伝え方、語られ方”を変えていきたいという想いがあるようだ。
そもそも玄人志向は、かつて「キワモノ」シリーズなどで名を上げた経緯から、(その名の通り)上級者向けというイメージがいまだに根強く残っているという。サポートの充実が図られた現在でも「保証がない(あるいは限定的)」という認識のままなユーザーも少なくないそうで、あまりに強すぎるブランドイメージが心理的ハードルになってきた、というジレンマがあったようだ。そこでブランドの魅力をより伝わりやすい形へ再定義するため、思い切って「Crowxis」への移行が決定されたとのこと。
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「Crowxis」誕生に至るよもやまを語ってくれたCFD販売の恵氏。昨年半ば頃から、急ピッチで新ブランドへの移行準備が進められてきた
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ちなみにCFD販売の恵氏によれば、ブランド継承という新路線については、具体的に構想がスタートしたのは昨年半ば頃。新しいブランド名の「Crowxis」は日本神話で神の使いとして道案内をした八咫烏になぞらえた“Crow”と、ユーザーの選択における軸を意味する“Axis”を組み合わせたものだが、玄人志向を連想させる“クロ”の響きを大事にしたという意味もある。
そして新ブランドでは、玄人志向時代からの原点であるグラフィックスカードを起点として、カテゴリを順次拡張。専業メーカーとタッグを組んだ魅力的な製品を積極的に投入し、価格だけに留まらない“選ぶ理由”を見出してもらえる製品展開を目指していくという。
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新たにLINEサポートも導入するなど、サポート体制の手厚さも新ブランドの特徴
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まさかの美少女キャラがブランドのマスコットに!?
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セッション後半では、自作PCアドバイザーの森田氏と“サングラス男”も加わり、懐かしの「玄人志向ヒストリー」が熱く語られた
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グラフィックスカード
“原点”に位置付けられるグラフィックスカードは、グローバルパートナーとタッグを組んだコラボモデルを展開。NVIDIA GeForceシリーズはColorful、AMD RadeonシリーズはPowerColor(TUL)と連携し、冷却性、静音性、使用感のバランスが取れたものを厳選して投入するという。
型番名もブランド・チップメーカー/チップ/VRAM/ファン数/カラーがひと目で分かるネーミングを採用、全製品2年間の国内サポートも提供される。なお、Radeon搭載モデルが先行して10月上旬から販売開始。GeForce搭載モデルも順次発売予定となっている。
電源ユニット
電源ユニットはCybeneticsと80PLUS認証の両方を取得するほか、製造パートナーによる検証に加えて国内でも検証を行う二段構え。第1弾はCybeneticsおよび80PLUS PLATINUM認証取得の750~1200Wという展開で、いずれも日本メーカー製の105℃コンデンサを100%採用する。
取り回しやすいエンボス加工ケーブルやデュアルカラーの12V-2×6コネクタを採用するほか、上下どちら向きにも対応する新デザイン筐体が導入されている。低容量帯のPLATINUMモデルを皮切りに、12月下旬から順次発売予定。
メモリ・ストレージ
メモリやストレージは、従来の玄人志向では扱っていなかった新カテゴリだ。これまでCFDブランドで展開していた製品を「Crowxis」に統合することで、より統一感あるチョイスが可能になる。
メモリはゲーミングメモリのトップブランドTeam Groupとタッグを組み、DDR5-5600対応の32GBキットを販売。Micron/Crucial製品で行っていた国内選別・パッキング体制をTeam Group製品にも適用する。
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Realtek製コントローラを採用したPCI Express 4.0対応SSDも展示されていた
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ポータブルストレージは、機能性だけでなくデザイン性も追求
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チェア
玄人志向時代にはなかった、チェア製品も取り扱う。上位モデルは、エルゴノミクスチェアの巨人であるErgohumanとタッグを組み、「Crowxis」のオリジナルカラーを採用。ベースモデルよりも手頃な価格で販売される見込みという。さらにサポートは関家具が全面協力するという体制で、製品はErgohumanコラボのフルメッシュモデルと、エントリー向けの座面クッションモデルをラインナップする。
文: 編集部 絵踏 一
東京ゲームショウ2026: https://tgs.cesa.or.jp/2026/
Crowxis: https://www.crowxis.com