2026.06.10 21:00 更新
2026.06.10 取材
今年で創立40周年を迎えるMSI(Micro-Star Int’l Co., Ltd./本社:台湾)は、COMPUTEX 2026に合わせて松山文創園区(5号倉庫)にて「MSI 40周年記念展示会」を開催した。1枚のオーバークロックマザーボードから始まった同社の歴史から、最新のAI技術までを紹介する計8つのエリアで構成されており、MSIの歩みと現在地を体感できる内容となっていた。
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会場に一歩足を踏み入れると、まずは3面の大型スクリーンが設置された「オープニングエリア」へ。ここではMSIの40年の歴史と主要なマイルストーンを映像で振り返ることができる。
続いて「MSI 40年の歴史展示エリア」では、同社の歴史を写真と実際の製品で振り返ることができる。
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1986年に記念すべき第1号マザーボード「MS-5120」をリリースしたMSI。1997年にはグラフィックスカード市場へ参入し、1999年には初のNVIDIA製GPU搭載モデル「MS8802 3D AGPhantom」を発売した。その後も2004年にはノートPC、2007年にはゲーミングブランドを展開。さらに2021年以降はビジネス向け製品やサーバー、ワークステーション、組み込み向け分野へと事業領域を広げている。
1枚のマザーボードからスタートした同社の変遷がこのエリアに集約されており、それぞれの時代を象徴する製品を実機で確認することができた。
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| オールドマザーボードとして、ゲームカセットのようなSlot AのAthlonを搭載した「K7 PRO」(左)や、カラフルなデザインが印象的なPentium 4に対応する「865PE Neo2-P Platinum Edition」(右)も展示 | |
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| 国内では2026年3月に発売が開始された「MEG X870E GODLIKE MAX」(右)。「K7 PRO」と比べると搭載しているスロットやインターフェイスはもちろん、ヒートシンクや基板デザインにも隔世の感がある | |
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| 1997年に登場した「MS-4412」のビデオメモリはわずか8MB。最新のGeForce RTX 5090と比較すると、実に4,000分の1しかない計算になる | |
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| MSI初のノートPC「MEGABOOK M510C」は2004年1月に登場 | |
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続いて「設計と製造エリア」では、製品設計から製造、品質検証に至るまでの内部プロセスが公開されていた。
説明にあたった担当者によれば、「設計から製造までを自社工場で一貫して行えるPCメーカーは多くない」といい、「この体制があるからこそ、独自性の高い製品を迅速に開発できるだけでなく、高い品質を維持することができる」とその強みを語った。
会場では各パーツの製造工程や品質管理の手法も紹介されており、普段は目にする機会の少ない“製品が生まれるまで”の舞台裏を垣間見ることができた。
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| 各パーツの製造工程やチェックの方法などが画像と共に紹介されていた | |
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| 製品設計や外観のデザインも自社で行っているため、コラボレーションモデルの展開も他社に比べてスムーズに行うことができるとのこと | |

