エルミタ的「編集部で使ってみた」
2026.07.20 更新
文:Tawashi / 検証:緋衣
まず気になるのが、「ヒアリングアシストイヤホン」という聞き慣れないカテゴリーだろう。
カシオ「earU」は、医療機器として扱われる補聴器でも、周囲の音を一律に増幅する一般的な集音器でもない。「音は聞こえているものの、言葉が聞き取りにくい」という、同社が”モヤ耳”と呼ぶ状態をサポートすることを目的に開発された新しいタイプのイヤホンだ。そうなると筆者も”気にならない”ではない。いずれ自分も、この手の製品が気になる年齢になるだろう。そこでカシオの新たな提案である「ヒアリングアシストイヤホン」を試しておこうというワケだ。
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カシオ「earU」(型番:ER-100SH-WY)アイボリーホワイト カシオオンラインストア価格税込49,940円 |
もう少し「earU」の概要を説明しよう。「earU」は、専用アプリで利用者ごとの聞こえ方を確認し、左右それぞれの耳に合わせて音量や周波数特性を調整できる点が大きな特徴と言える。単純に音量を上げるのではなく、人の声をより聞き取りやすくすることを目指しているところが興味深い。
もっとも価格は約5万円と、一般的な完全ワイヤレスイヤホンとして見れば決して安価ではない。一方で、本製品は音楽鑑賞を主目的としたイヤホンではなく、日常会話やテレビのセリフなど、「聞き取りやすさ」の改善を実感できるのであれば、その価格にも納得できそうだ。
そこで今回は、オーディオ機器やイヤホンに造詣の深い秋葉原で働くPCショップスタッフの協力を得て、実際に数日間使用したインプレッションをもとに、日常生活での使い勝手を検証した。
ここで今回借り受けた評価サンプルの同梱内容をチェックしてみたい。評価サンプルはアイボリーホワイト色の「ER-100SH-WY」で、4種類のイヤーピースとゴールド色がアクセントの「スタイルアクセサリー」、さらにUSBケーブル(A to C)が付属している。
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検証にはカシオ「earU」(型番:ER-100SH-WY / アイボリーホワイト)を使用。カフェや電車、自宅など様々な環境で聞こえ方を確認した |
なお製品バリエーションとして、同梱品のスタイルアクセサリー形状が異なるアイボリーホワイト(ER-100PT-WY)と、同ブラック(ER-100PT-NB)がラインナップ。オンラインストア価格はいずれも税込49,940円とされている。
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| アイボリーホワイト(型番:ER-100PT-WY) | ネイビーブラック(型番:ER-100PT-NB) |
次に専用アプリについてご紹介しよう。「earU」を使うにあたり、初回は専用アプリを使って聞こえ方をチェックする。
左右それぞれの耳ごとに聞こえ方を測定し、音量や周波数特性を個別に調整できるのが特徴だ。周囲の音を一律に増幅する集音器とは異なり、自分の聞こえ方に合わせて調整できる点は、「earU」ならではの魅力と言える。
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| 専用アプリでは音量や聞こえ方を好みに合わせて調整できる |

