2026.06.06 12:00 更新
2026.06.06 取材
NoctuaはCOMPUTEX 2026において、同社初のオールインワン型水冷ユニット「NL-LC1」を展示した。昨年のCOMPUTEXで試作機が披露され大きな話題を呼んだモデルだが、ついに製品版が完成。順調に進めば2026年6月中にも発売が開始される見込みだ。
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NL-LC1のベースとなるのは、冷却性能と信頼性で定評のあるAsetek製「Emma V2」プラットフォーム。しかしNoctuaは単に既存プラットフォームを採用するだけではなく、独自開発の「Pump-noise absorber」をウォーターブロックへ搭載した。
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これはポンプ動作時に発生するノイズ対策を目的としたもので、高周波ノイズを吸収する吸音フォーム、低周波ノイズを抑える高密度遮音層、さらに残った音を吸収する吸音フォームによる3層構造を採用。加えてシリコンマウント機構を組み合わせることで、振動の伝達も抑制している。
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ポンプ動作モードは、静音性を重視した「Quiet」、冷却性能とのバランスを図る「Balanced」、ユーザーが細かく調整できる「Manual」の3種類を用意。用途に応じて動作モードを切り替えられる。
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| NoctuaでおなじみのJakob Dellinger氏曰く、「Pump-noise absorber」の開発にもかなり時間をかけたが、「NF-A14x25 G2」「NF-A12x25 G2」の開発にはさらに時間がかかったとのこと |
ラジエーターサイズは240mm、360mm、420mmの3モデルを展開。冷却ファンには同社のフラッグシップモデルである「NF-A12x25 G2」または「NF-A14x25 G2」を標準搭載する。さらに複数ファンの回転数をわずかに変えることで共振を防ぐオフセット設計も採用された。
マウント機構には空冷CPUクーラーでも高い評価を得ている「SecuFirm2+」を採用。将来的なプラットフォーム変更にも対応するほか、保証期間も同社空冷クーラーと同じ6年間となる。
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| マウントには空冷クーラーと同じ「SecuFirm2+」が採用されている |
会場で説明を行っていたNoctuaのJakob Dellinger氏によれば、「Pump-noise absorber」の開発にも多くの時間を費やしたというが、それでも「NF-A14x25 G2」や「NF-A12x25 G2」の開発にはさらに長い期間を要したとのこと。Noctuaらしい徹底した製品作りを感じさせるエピソードだった。
文: 編集部 池西 樹
Noctua: https://noctua.at/
COMPUTEX 2026 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2026/
COMPUTEX 2026: https://www.computextaipei.com.tw/

