2026.06.03 12:10 更新
2026.06.02 取材
CORSAIR(本社:米国カリフォルニア州)は、COMPUTEX 2026のプライベートブースにおいて、ハイエンド電源ユニットの新モデル「HX1000i SHIFT CRYSTAL」を展示した。昨年のCOMPUTEX 2025で参考展示されていたモデルで、側面コネクタを採用するSHIFTシリーズの利便性を継承しつつ、内部構造を見せるという大胆なアプローチを採用している。
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最大の特徴は、3面に配置されたポリカーボネート製の透明パネルだ。一般的なPCケースでは、電源ユニットはケースボトムのシュラウド内に収められることが多く、外観上の主役になることは少ない。しかし本製品では、あえて内部構造を見せることで、高品質な部品や設計そのものをアピールしている。
内部が見えるだけに、採用パーツにもこだわりがある。搭載する105℃定格の高品質コンデンサはCORSAIRの特注品で、同社ロゴがプリントされているほか、ホワイト基板を採用するなど見た目にも配慮されていた。
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もっとも、近年のPCケースは電源シュラウドを備えるモデルが一般的だ。透明パネルを採用しても見えないのではないかという疑問もある。
担当者にその点を尋ねたところ、「シュラウドカバーを外すなど、見せ方はユーザーに考えてもらいたい」とコメント。CORSAIR製PCケースにはシュラウドカバーを着脱できるモデルも多く、電源ユニットを魅せるためのレイアウト作りも楽しみ方のひとつになりそうだ。
ベースとなるのは同社のSHIFTシリーズ。電源ケーブルの接続端子を側面に配置する独自設計を採用しており、ケース背面スペースが限られる環境でもケーブルマネジメントを行いやすい。
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担当者によると、容量は1,000Wのみの展開で、ATX 3.1およびPCI Express 5.1に対応。Cybenetics Platinum認証を取得し、12V-2×6コネクタも標準搭載する。
見た目ばかりに注目が集まりそうな「HX1000i SHIFT CRYSTAL」だが、機能面では新たに「PinProtect+」を採用。12V-2×6コネクタの電流値を監視し、ユーザーが設定したしきい値を超えた場合には電力供給を遮断することで、GPUを過電流から保護する仕組みを備える。高消費電力GPUの普及に伴い電源ユニットへの負荷も増すなか、安全性を重視した機能と言えそうだ。
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そのほか、iCUE LINK System Hubを統合することで、iCUE LINK対応ファンや水冷ユニットとの接続を簡略化。さらにiCUEソフトウェアによる監視や設定変更にも対応し、ファン回転数や出力状況のモニタリング、シングルレール / マルチレールOCPの切り替えも行える。見た目のインパクトだけでなく、機能面もハイエンドモデルにふさわしい内容となっていた。発売は年内予定で、価格は未定。
文: 編集部 Tawashi
CORSAIR: https://www.corsair.com/jp/ja
COMPUTEX 2026 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2026/
COMPUTEX 2026: https://www.computextaipei.com.tw/

