2026.05.18 11:48 更新
2026.05.18 取材
ソニーのブラウン管ディスプレイ向けに製作された、コンポジットシンクの変換・増幅アダプタ「KX32HV50-Csync format Converter」が家電のケンちゃんに入荷。サークル chiptuine.tips/りんご汁による同人ハードウェアで、税込3,880円で販売されている。
|
約30年前に“家庭用として最高の画質”を謳って発売された、ハイビジョン用HDトリニトロンブラウン管ディスプレイ「KX-32HV50」に対応する変換・増幅アダプタ。「KX-32HV50」が必要とする同期信号レベルに増幅することで、一般的なゲーム機が安定して接続可能になる。
「KX-32HV50」はその仕様上、同期信号入力(コンポジットシンク)に1〜5Vp-p/2kΩ程度の比較的強い信号を必要とするため、一般的なRGBS信号をそのまま入力しても正常に表示できないという特性がある。一般的なゲーム機のRGBS信号に含まれる同期信号(概ね0.3Vp-p程度/75Ω終端換算)では信号レベルが不足するため、増幅する必要があるというわけだ。
|
|
本アダプタは、ビデオ同期信号セパレータ「LM1881N」を用いて入力された同期信号から基準となる同期成分を取り出し、バイポーラトランジスタ「2SC2712」による増幅段を介することで、概ね3.6Vp-p程度のコンポジットシンク信号を生成する。クリエイターによれば、「『KX-32HV50』に適した信号レベルを確保しつつ、回路規模を抑えたコンパクトな構成とすることを優先した」とのこと。
なお、本アダプタを利用したことによる火災やトラブルの発生、ディスプレイへの悪影響などは保証対象外。あくまで自己責任で利用する必要がある。
文: 編集部 絵踏 一
家電のケンちゃん: https://www.gdm.or.jp/shop/2017/0101/193926

