2026.06.07 11:48 更新
2026.06.07 取材
今年4月より株式会社アスク(本社:東京都千代田区)が販売代理店契約を締結した、HAVN。Pro Gamers Group(本社:ドイツ)のPCパーツブランドとして、国内自作PC市場でも注目を集めているメーカーのひとつだ。COMPUTEX 2026のブースでは、今秋発売予定のミドルタワーPCケース「HS 360」シリーズが展示されていた。
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早ければ9月にも販売が開始される「HS 360」の傍らにいるのは、Principal Product ManagerのYC氏(HAVN) |
ラインナップは「HS 360 VGPU」と「HS 360」の2モデルで、それぞれブラックとホワイトを用意。両者の違いはグラフィックスカードの搭載スタイルにある。
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| PCIe 5.0ライザーケーブルが標準装備されるGPU垂直マウントの「HS 360 VGPU」 |
前者は縦置き(Vertical GPU)に対応する「HS 360 VGPU」で、PCIe 5.0ライザーケーブルを標準装備。後者は一般的な水平搭載モデルとなる。フロントと左サイドがシームレスにつながるパノラマ強化ガラスを採用したピラーレスデザインだけに、「HS 360 VGPU」はハイエンドグラフィックスカードをより印象的に見せられるモデルと言えそうだ。
グラフィックスカードの垂直マウントを前提とした「HS 360 VGPU」にフォーカスしてみよう。内部構造を見ると、電源ユニットは右サイド後方へ縦置きで搭載されるレイアウトを採用。ボトム部には傾斜を持たせた3基の120mmファンを配置し、グラフィックスカードへ効率よく新鮮な外気を送り込めるよう工夫されていた。
さらにユニークなのが、エアフローを制御するガラス製の整流板を2枚備えている点だ。下部の傾斜構造とトップ側のひさし形状を組み合わせることで、グラフィックスカード周辺の温度上昇を抑制できるという。
ピラーレスケースは構造上、冷却性能との両立が課題になりやすいが、HS 360シリーズでは積極的なエアフロー設計によってその弱点の克服を目指している。リアには上下それぞれ120mmファンを搭載可能で、排気性能の強化にも配慮されていた。
外形寸法は幅242.1mm、奥行き490.9mm、高さ520.9mm。重量は13.4kgで、通常モデルのHS 360(12.7kg)よりやや重い。HAVNらしい冷却重視の思想を継承しながら、ショーケース性も高めたHS 360 VGPU。今秋予定される国内投入時には、改めて詳細を検証してみたいところだ。
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| トップ部には360mmサイズラジエーターが搭載できる着脱式ファンブラケットを装備。各所には振動防止用のゴムを用意し、共振を抑えることができる | |
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| 整流板の役割を果たすガラス板は付属のマグネット固定式で簡単に取り外しができるようなっていた | |
文: 編集部 松枝 清顕/取材・撮影:Tawashi/pepe
HAVN(Pro Gamers Group): https://havn.global/
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