2026.06.06 10:00 更新
2026.06.06 取材
OcypusはCOMPUTEX 2026に複数のオールインワン型水冷ユニットを持ち込んでいたが、その中にあってプレミアムモデルに位置付けられるのが「OMEGA L36 ULTRA ENG LIMITED」。最上位に相応しい冷却性能を備えるのはもちろん、ウォーターブロックにちょっと特殊なギミックを隠し持っている。
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最近のオールインワン型水冷ユニットの例に漏れず、ウォーターブロックにはシステム情報やMP4/GIFアニメーションなどを表示できる2.8インチのIPSディスプレイ(480×480ドット)を搭載。ただしウォーターブロックに内蔵されたギミックはディスプレイだけではなく、システム負荷が高まるとフレームが展開するという、他ではあまり見たことがない変形機構を備えている。
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これはウォーターブロックの底部に内蔵されたVRMファン周辺の開口部を拡大するためのギミックで、その効果はVRMファンがより多くのエアを効率的に取り込めるようになるというもの。ユーザーが設定したCPU温度に達するとギミックが作動、CPUソケット周りのVRMモジュールなどをより強力に冷やせるという触れ込みだ。
ちなみに実際にどの程度の効果が見込めるかは不明ながら、ロマンを刺激するギミックは会場でも大人気。多くのメディアや関係者が立ち止まって動画に収めていた。
実はこの製品は昨年のCOMPUTEX 2025でもコンセプトモデルが展示されていたところ、当時からだいぶ見た目が変わっている。以前はウォーターブロックのギミックも周辺コンポーネントに干渉しそうなほどフレームを展開させていた記憶があるが、最新バージョンではより現実的な動作になっていた。
もちろんこうしたネタ要素だけでなく、TDPは310Wまで対応するなど、水冷ユニットとしての性能もホンモノ。さらにラジエーターには一体型の3連結ファンを装着するほか、その外周およびファン中央(+ウォーターブロック)には、ARGB LEDが内蔵されている。
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高コストパフォーマンスが身上のOcypusとしては珍しい、プレミアムな限定モデルという立ち位置で、担当者によれば「価格はかなり高めになる」とのこと。販売は初回ロットのみの数量限定、7~8月頃には発売される予定となっている。
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そこまで高価なものはちょっと、という向きにはバリエーションモデルの「OMEGA L36 AIR ARGB」も用意。ウォーターブロックには3.5インチIPSディスプレイ(640×480ドット)を搭載しており、やや控えめながら“リミッター解除”の開閉ギミックも備えている。
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なおこちらもTDPは310Wをサポートするなど、冷却性能は同等。ただし展示されていたサンプルは急ごしらえ感が強く、さらなるブラッシュアップを経て製品化されるものと思われる。メーカー担当者によれば、発売は「早ければ年内」とのこと。
文: 編集部 絵踏 一/取材・撮影:編集部 Tawashi
Ocypus: https://www.ocypus.com/
COMPUTEX 2026 記事一覧: https://www.gdm.or.jp/computex2026/
COMPUTEX 2026: https://www.computextaipei.com.tw/

