3.5インチHDDがバスパワーで動く。シンプルな新技術で実現したお手軽クレードルが近く発売

2014.09.11 11:24 更新

2014.09.11 取材

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 外部電源の供給が必須だった3.5インチドライブをUSBバスパワーで駆動させる、新技術搭載のUSB3.0対応クレードル「外付け革命」が近くイオシスから発売される。同様のモデルとしては国内初ながら、価格は3,000円前後とお手頃。きわめてシンプルな機構でブレイクスルーを実現している。

起動時の大出力をバッテリーでやり過ごす。なるほどな新技術搭載のアイデアクレードル

大食らいな3.5インチHDDを1本のケーブルで動作させる、バスパワー駆動対応のHDDクレードルが登場。近くイオシスから発売予定だ
ACアダプタや追加の電力供給は原則不要。製品には二股ケーブルが付属しているが、基本的に1系統のみで問題なく動作する

1系統のケーブルでは電力をまかないきれないことから、3.5インチHDDを外付け化する際にはACアダプタや追加の電源ケーブルが必須。ところがこの難点を意外なアイデアで解決、USBケーブル1本でのバスパワー駆動を実現したクレードル「外付け革命」が近くイオシスから発売される。

3.5インチHDDは起動時に最大の電力を消費し、その後の通信では1系統のUSB給電でまかなえる点に着目。起動時のスピンアップに必要な12V電源を供給する専用バッテリーを内蔵、起動後は1系統のUSBケーブルでの通信を可能にしている。

「COMPUTEX TAIPEI 2014」に出展されていた新技術で、台湾と日本ではすでに実用新案登録済み。シンプルそのものな機構が持ち味だが、新案登録された技術名はなんと「電源装置」という、これまたシンプルなものだ。

バスパワー駆動の秘密は、クレードルに内蔵された専用バッテリー。起動時のスピンアップに必要な電力を供給、動作時に蓄電することで意識することなくバスパワー動作を実現している
「電源装置」という(名前も)シンプルな機構で、起動時以外には内蔵バッテリーは使用されない。パフォーマンス低下もなく、通常のHDDクレードル同様に使用できる

ちなみに1系統のUSBケーブルで動作するものの、担当者によれば「パフォーマンス低下などはなく、通常のHDDクレードルとして使用可能」と、使い勝手もまったく変わらない。ただしネットブックなど、一部低出力のUSBポートを搭載する機種については追加の電力供給が必要になる場合もあるとのこと。そのため製品には二股のUSBケーブルが付属しているが、一般的なPCで使用する場合には別途用意したUSBケーブル(A to B)を使用することもできる。

なお、基本仕様は通常のUSB3.0対応クレードルそのもので、3.5インチドライブと2.5インチドライブの両方をマウント可能。メーカーによれば「4TBまでの動作を確認している」とのこと。

外見上には、特段の特徴はなし。3.5インチと2.5インチの両方に対応。ケーブルは付属のもの以外にも、USB3.0に対応したA to Bケーブルであれば使用できるとのこと

近日中に発売予定で、予価は税込3,000円前後。イオシスアキバ中央通店イオシスアキバ路地裏店ビートオン 秋葉原店のイオシス系列3店舗で販売される。

文: GDM編集部 絵踏 一
株式会社イオシス: http://iosys.co.jp/

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