エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1668
2026.05.31 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
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ツクモ「クラフトPC」(Core Ultra 7 265KF + RTX5070Tiモデル) 販売価格税込399,800円(2026年5月時点) 製品情報(ツクモ) |
PCパーツショップの雄であるツクモが展開している完成品PCとしては、ショップブランドPCの「G-GEAR」が広く知られている。「G-GEAR」はBTO方式のPCであり、メニューに用意された選択肢の中から、好みや予算に合わせてカスタマイズできるのが特徴。しかしそれと似て非なる存在として、厳選された“決め打ち構成”を採用する代わりに、さらにお買い得に購入できる店頭発の「クラフトPC」があることをご存知だろうか。
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| 「クラフトPC」について説明してくれた、ツクモパソコン本店2階フロア担当の月岡さん。「クラフトPC」の企画・製造に携わったほか、インテル® Core™ Ultra デスクトップ・プロセッサーを知り尽くしたインテルPC上級マイスターでもある |
「クラフトPC」は、スタッフが最新のトレンドに沿って用途ごとにパーツを厳選しつつ、さらに市場の価格変動も細かく考慮した上で、より実際の使い勝手を重視した構成にまとめられているのが特徴。具体的には、最も安価なモデルでも32GBメモリと1TB SSDが採用されるなど、担当者いわく「ゲーム用途はもちろん、普段使いや仕事でも快適に使えるよう意識した」構成になっている。
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さらに完成品PCでありながら、構成自体がかなり“自作PC寄り”な点も特徴。一般的なBTOでは構成パーツの具体的なモデルが開示されない場合も多いところ、「クラフトPC」はどのパーツを使用しているか、モデルや型番がほぼすべて明示されている。
しかもそれらは現在の自作PCシーンにおける旬なパーツを選りすぐったもので、ベテランスタッフによる「この価格帯ならコレが最強」という勝負構成揃い。いわゆる“BTOの定型モデル”とは趣を異にした、プロが全力でオススメする最適構成の完成品PCなのだ。
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| ツクモパソコン本店の販売コーナーでは、「クラフトPC」の構成と合わせて採用PCケースの実機を確認できる |
そして冒頭触れたように、厳選された決め打ち構成を採用することによる、お買い得感の高さもトピック。担当者によれば「同等スペックの他社製BTOより2万円から5万円安い場合もある」とのことで、この価格設定を組立工賃(および動作検証)込みで実現しているから驚きだ。
これは昨今のメモリやSSD価格の高騰などを構成全体で吸収、コストを最適化しているという理由もある。しかしそれだけでなく、メーカーや代理店の全面協力により製品化されたという事情があり、その体制が値ごろ感のある価格に反映されているというわけだ。
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| 完成品のイメージを確認できるモデルもある |
もちろん単に「安いPC」を狙ったシリーズではない。ショップ発の完成品PCとあって品質へのこだわりは強く、ツクモパソコン本店内の専用フロアにて熟練スタッフの手で一台ずつ丁寧に組み上げられている。配線の取り回しや冷却効率に加え、メンテナンス性まで考慮した作り込みは、自身も歴戦の自作PCマニアであるツクモスタッフが手がけることの強みだろう。
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| 予算や求めるスペックに合わせて、複数モデルからチョイスできる |
販売はツクモパソコン本店やTSUKUMO eX.のほか、DEPOツクモ札幌大谷地店、さらにオンライン注文にも対応。ラインナップは常時7~9モデル程度を展開しており、即納モデルが用意されている点も嬉しい。
また、ショップの店頭でパーツを選りすぐって完成品PCに仕立てたという製品化の経緯から、保証の概念もユニーク。BTOであればPC全体のパッケージで1年ほど(あるいは延長して3年など)なところ、構成パーツそれぞれの保証期間に準じて無償サポートが受けられる。

