エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1668
2026.05.31 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
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「クラフトPC」は冷却にも配慮した構成が採用されているところ、実際の高負荷時はどのように動作していたのだろうか。ここではCPUおよびGPU向けのストレステストを実行し、その際の挙動をチェックしていく。
CPUクーラーのストレステストには「Cinebench 2026:Minimum Test Duration:30 minutes」、グラフィックスカードには「3DMark Speed Way Stress Test」を使用し、動作クロックと温度を「HWiNFO」で計測した。(室温24℃)
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まずCPUの結果から見ていくと、動作クロックはPコア5.2GHz前後、Eコア4.6GHzを安定して維持していることが分かる。CPU温度も70℃前後に留まっており、240mmラジエーターの水冷ユニットはインテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー 265KFを余裕をもって冷やし切れているようだ。
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そしてグラフィックスカードの方は、最大クロックの2,527MHzを上回る2,775MHz前後を安定して維持できていた。GPU温度が70℃に達しないようにファン回転が制御されているようで、かなり余裕をもって冷却されているようだ。
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そしてストレステスト実施中の騒音をデジタル騒音計で計測したところ、44.8~47.3dBで動作していた。高負荷時は十分耳に届くレベルながら、サイドパネルを閉じた状態であればそこまで気にならないレベル。さらなる静音性を求める場合は、BIOSなどのファンコントローラでファン回転数を調整することで解決できそうだ。
最後は「クラフトPC」が動作していた際の消費電力をチェックし、各種検証を締めくくろう。ストレステストの「3DMark Steel Nomad Stress Test」を動作させた際を高負荷時、起動後10分間何もせず放置した際の最低値をアイドル時として、それぞれワットチェッカーで計測を行った。
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アイドル時は省電力機能が十分に働いており、最小52.64Wというエコ動作。フルロード時は主に390W前後で動作し、最大410.9Wをマークした。もっとも「クラフトPC」には850Wの電源ユニットが組み込まれていることから、これでもシステム負荷率は50%以下。十二分にマージンが確保できている。
ゲーミングPCとして確かなパフォーマンスを発揮してくれた「クラフトPC」のCore Ultra 7 265KF + RTX5070Tiモデルだが、検証を通じて単なるスペック以上の完成度を感じることができた。
ただパーツを寄せ集めただけでなく、冷却をはじめ実際の運用までを考慮した構成はさすがの一言。冷却ファンの増強やグラフィックスカード周りの冷却改善といった自作PC的アプローチは、まさに秋葉原のパーツショップらしさが光るカスタマイズだ。
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大きな変更ができない決め打ち構成なだけに、BTOでありがちなカスタムを前提とした“構成の穴”もまったくナシ。自作PCのプロであるショップスタッフが練り上げた「価格帯における最強構成」とあって、どれも満足度の高い人気パーツで構成されている点も魅力だ。
そしてこれらの安心・確実さに加えて、かなり攻めた価格で販売されているという、お買い得感は見逃せない要素。20万円以下の構成や64GBメモリ搭載モデルなど、一般的なBTOではカバーできないラインナップが選べるのも嬉しい。
完成PCの手軽さと自作PCショップならではの現場感が融合した、やや特殊なショップメイドPC。格安で手に入る“最強のおまかせ構成”のPCを、ぜひツクモ店頭(およびWeb)でチェックしてほしい。
提供:株式会社ヤマダデンキ(ツクモ)

