2026.04.29 08:00 更新
2026.04.29 取材
防湿庫に眠る愛機を、もう一度現役で使いたい。そんなフィルムカメラ愛好家の願いに応えるデバイスが、Kickstarterでプロジェクトを実施中の「I’m Back Roll APS-C」です。
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使い方は、カメラの裏蓋を開けて圧着板を外し、フィルムの代わりに本体ユニットを装填。さらにシャッターボタン付近へ専用リモコンを装着するだけの簡単設計です。あえて背面ディスプレイを備えない設計により、現像するまで結果がわからないという、フィルムカメラ特有の「撮るワクワク感」も忠実に再現されています。
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またセンサーには、天体カメラでも使用される2,610万画素のソニー製「IMX571」を採用。APS-Cセンサー採用のため画角は約1.5倍相当になるものの、往年のレンズ資産を活かしつつ、高ダイナミックレンジ・低ノイズのデジタル撮影ができます。
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撮影したデータは本体に内蔵されている高速なeMMCに保存され、Wi-FiやBluetoothを通じてスマートフォンへ転送することができます。
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ニコン、キヤノン、ミノルタ、ペンタックス、オリンパス、ライカをはじめとした主要な35mmフィルムカメラに対応し、オプションとして外部電子ビューファインダーも用意されています。RAW撮影や4K動画撮影にも対応し、単なる変わり種ガジェットにとどまらない実用性を備える点にも注目です。
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そんな「I’m Back Roll APS-C」ですが、すでに目標金額を大きく上回る支援を集め、プロジェクトは成立済み。今なら早期支援者割引価格449ドル(約71,000円)から購入でき、製品の発送は2027年8月を予定しています。
文: 編集部 池西 樹
Kickstarter: https://www.kickstarter.com/

