2019.12.06 11:23 更新
2019.12.06 取材
11月30日(土)11:00に発売されたものの、あっという間に完売となった第3世代Ryzenシリーズのハイエンドモデル「Ryzen 9 3950X」。今度は、バルク版の販売が一部ショップでスタートした。
始発による秋葉原入りでさえ購入できないケースが出るなど、AMD「Ryzen 9 3950X」販売解禁時の熱狂ぶりは記憶に新しい。5日(木)には複数ショップでセカンドロットの流通を確認するも即完売。今や貴重なCPUとなっている。
そんな中、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.の3店舗では、「Ryzen 9 3950X」バルク版の取り扱いを開始。対応マザーボードとセット販売が条件ながら、入手困難な「Ryzen 9 3950X」が購入ができる点は朗報と言えるだろう。
販売中のバルク版。組み込み向けに出荷されているためトレイ版と呼ぶことも多い。Ryzen 9のロゴシールが付属する |
セット販売が条件のため単体での価格表記はなく、同時購入した際に合計金額が分かる仕組み。計算上ではリテールパッケージより少し安い程度だが、しっかりと3年保証が付く。気になる在庫数は「週末までは十分持つだろう」(販売ショップ)とのこと。
ツクモパソコン本店ではMSIマザーボードとのスペシャルセットを用意 |
また、長らく品薄が続いていた12コア/24スレッドの「Ryzen 9 3900X」が複数ショップで再入荷。今後まとまった数量が入荷するとの事で、12月になりようやく安定供給状態になりそうだ。
「Ryzen 9 3900X」は品薄解消の気配。価格的にはボリュームゾーン(売価税抜59,800円)だけに、店員の多くから「Ryzen 9 3900Xの品薄解消は嬉しい」と声が聞かれた |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD株式会社: http://www.amd.com/jp/