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最終更新日 2023年3月21日 1:38

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【次に来るモノ】あなたの指に合わせます。AIがアシストするアナログ入力キーボード

2019.07.31 10:00 更新

2019.07.30 取材

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キーボード 次に来るモノ

自由でユニークな発想から生まれる、スタートアップの気になるガジェットをチェックする「次に来るモノ」。今回は、AIがアシストしてくれるという全キーアナログ入力対応のメカニカルキーボード「Keystone」を見ていきましょう。

ホットスワップ可能なモジュラー式のアナログ入力スイッチを搭載

Keystone
https://www.kickstarter.com/projects/lekashman/keystone-the-future-of-mechanical-keyboards/
Keystone_1024x768b
“The Future of Mechanical Keyboards”を謳う、ギーク集団の自信作「Keystone」がいよいよ製品化

今回の主役は、キーボードのギーク集団で構成されるアメリカのInput Clubが生み出した「Keystone」。実は以前にプレスリリースで紹介していたキーボードなのですが、それが満を持してKickstarterでプロジェクトを公開中です。現時点で達成額は460%以上と注目度は高く、すでに製品化が決まっています。

全キーアナログ入力に対応したメカニカルキーボードとあって、リリース時点から大いに気になっていました。当初から2019年後半のプロジェクト開始が予告されていましたが、思ったより早かったなという印象。“The Future of Mechanical Keyboards”と銘打つ野心作、あらためて詳しくチェックしていきましょう。

Keystone_1024x768c
全キーアナログ入力に対応したメカニカルキーボード。キーを押し込むアナログ操作に様々なアクションを割り当てることができる
Keystone_1024x768d 「Keystone」が搭載する「SILO switches」。いったいどういう仕組みになっている?

気になるのは当然ながらアナログ入力を可能にしているキースイッチで、「Keystone」には「SILO switches」が搭載されています。磁気を利用してアクチュエーションポイント(認識点)を検出するという仕組みで、カスタマイズ次第では、半押しで小文字入力して全押しで大文字入力したり、半押しで歩行して全押しでダッシュしたり・・・といった芸当が可能になります。

静電容量の東プレ方式などとはまったく違いますが、この仕組み自体はだいぶ昔に確立された技術なのだとか。圧倒的に高価だったため一般に普及しなかったところ、大幅なコストダウンで採用が可能になったということのようです。

Keystone_1024x768e Keystone_1024x768f
磁気を利用してアクチュエーションポイントを検出。キーの着脱にも対応している

なお、スイッチはホットスワップに対応したモジュラー式で、耐久性は10億回ストロークと圧倒的。標準でタクタイルとリニアをラインナップしています。さらにオプションとして、IBMのタイプライターや「5251 keyboard」に使われていた「Beam Spring switches」をリバイバルした「SILO Beam Spring switches」も選択可能。ちなみにいずれもスイッチはKailh(Kaihua Electronics)が製造していて、キーキャップもCHERRY MX互換形状になっています。

Keystone_1024x768g Keystone_520x390
オプションの「SILO Beam Spring switches」は、往年のIBMレトロキーボードに使われていた「Beam Spring switches」を再現したもの
Keystone_1024x768h Keystone_1024x768i
それぞれの指が押し込む力をAIが学習、入力をアシストしてくれる機能も。使う人(?)が一番入力しやすいアクチュエーションポイントを自動で適用してくれる

さらに面白いことに、「Keystone」は入力をアシストしてくれる適応型のAIを搭載しています。具体的には、それぞれのキーを入力する際のアクチュエーションを分析して、アクチュエーションポイントを自動調整してくれるという機能。人差し指は毎度強く押せるけど、力の弱い小指は半押しになってしまい入力されない時がある・・・という心配がないワケですね。

もちろんアナログ入力の自由度はかなり高いので、ユーザーが自由にカスタムすることができます。「Keystone」には「HID-IO」というオープンソースのプラットフォームが採用されており、ゲームやアプリケーションに合わせた最適化が可能なんです。レースゲームのアクセルワークのような入力を割り当てるのはもちろん、「Photoshop」や「AutoCAD」のインターフェイスをアナログ操作する設定もアリ。開発者向けにも楽しいキーボードと言えそうですね。

Keystone_1024x768j
リリース時点では200段階のアナログ検出が可能と謳われていたスイッチ。ファームを自作して、ゲームやアプリケーションのアナログ操作を自由に割り当てられる

そんな「Keystone」のキャンペーンは、2019年8月15日の23:57(日本時間/UTC+09:00)まで。レイアウトは英語配列のみですが、フルサイズとテンキーレスの両方をラインナップしています。ちなみにリリース当初は100ドル以下の支援額を目指していましたが、実際には149ドルからに落ち着いたようです。

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Input Club: https://input.club/
Kickstarter: https://www.kickstarter.com/

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