2026.09.11 03:00 更新
2026.09.01 取材
株式会社リンクスインターナショナル(本社:東京都千代田区)は国内販売代理店を務めるディスプレイメーカー、INNOCN(本社:中国深セン)の「INNOCN 2026 メディア体験会」を開催した。会場では同社のブランド戦略や日本市場での展開について説明したほか、4機種の新製品が披露された。
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INNOCNは2014年に中国深センで創業。現在では世界70か国以上に製品を展開しており、3,000人を超える従業員を抱える。研究開発から製造、海外販売までを手掛け、グループ全体の年間売上高は500億円超、260件を超える特許を取得しているという。さらに4か所の生産拠点を合わせた工場面積は33万㎡に達し、研究開発から金型、SMT実装、最終組立までを自社で行う一貫生産体制を構築している。
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同社が強調するのは「ディスプレイ専業」という点だ。10年以上にわたりディスプレイの設計・開発に注力し、エントリー向けからMini LED、OLEDを採用する上位モデルまで幅広い製品をラインナップ。24.5型から49型まで、フラットと曲面、21:9や32:9といったさまざまなサイズの製品を展開している。
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日本市場のデビューは、2021年にウルトラワイドディスプレイ「WR40」を発売したほか、日本向けAmazon公式ストアを開設。Mini LEDモデル「27M2V」や映像残像低減技術のMPCSを搭載するGAシリーズなども投入してきた。現在はクリエイター向けの4Kシリーズ、オールラウンドなMini LEDシリーズ、業務効率を重視したウルトラワイドシリーズという3つのカテゴリーを軸に製品を展開している。
なお、リンクスインターナショナルによると、モデルは未確定ながら店頭販売も予定しているとのこと。
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今回発表された4モデルの中でも、とくに目を引くのが49型ウルトラワイドディスプレイ「E49M1R」だ。最大の特徴は、49型という大画面ながら、一般的な49型ウルトラワイドで採用例の多い曲面パネルではなく、フラットパネルを採用している点。INNOCNでは「世界初の49型フラットMini LEDウルトラワイド」としている。
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49型・アスペクト比32:9という横長の画面をあえて平面で仕上げることで、画面上の直線を自然に見やすくできるのがポイント。「とくにExcelや金融情報といった複数のウインドウを並べて作業する際には、曲面ディスプレイとは異なる使い勝手が期待できる」としている。
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パネルはVA方式で、解像度は5,120×1,440ドット。Mini LEDバックライトを採用し、1,760ゾーンのローカルディミングに対応する。HDR 1000や3000:1のコントラスト比、165Hzのリフレッシュレートなど、仕事だけでなくゲームまで幅広く対応するスペックだ。
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映像入力はHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4×2。PIP/PBP機能も備えており、2台のPCから映像を入力して同時表示するといった使い方もできる。価格は通常税込159,999円で、9月20日まで発売記念価格として税込135,990円で販売している。
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49型の「49Q1R」は、5,120×1,440ドットの32:9ウルトラワイドで、曲率R1,800のSamsung製QD-OLEDパネルを採用している。有機ELならではの黒の表現に量子ドットによる広色域を組み合わせ、DCI-P3が99%、Adobe RGBが99%、sRGBが100%の色域をカバーする。
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ゲーミング性能は、リフレッシュレートは144Hz、GTGの応答速度は0.03ms。Adaptive-Syncにも対応する。さらにKVM、PIP/PBPを搭載しており、映像を楽しむだけでなく、複数PCを使い分ける環境にも対応する。
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接続面ではType-Cを備え、最大90Wの給電に対応。ノートPCとはType-Cケーブル1本で映像出力、給電、データ転送をまとめられる。KVM機能を利用すれば、ノートPCとデスクトップPCを切り替えて使用することも可能だ。価格は税込159,999円。
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ゲーミング向けの新モデルとして紹介されたのが「GA32V1M MAX」。32型Fast IPSパネルにQD-MiniLEDを組み合わせ、4K解像度と高速リフレッシュレートを両立したハイエンドモデルだ。
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最大の特徴はデュアルモードに対応するところ。4K時は160Hz、フルHD時は320Hzで動作し、精細な4K映像を楽しみたい場合と、高リフレッシュレートを重視するゲーム用途を1台で使い分けることができる。
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バックライトには2,304ゾーンのQD-MiniLEDを採用し、HDR1,000に対応。DCI-P3 99%の広色域、ΔE<2、10bit相当(8bit+FRC)の表示にも対応する。表示面にはAR+ATWのノングレア処理を施し、光沢パネルに近い発色を保ちながら映り込みを抑えるとしている。
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映像入力はHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4を備えるほか、Type-C 90W、KVMにも対応。背面にはRGBライティングも搭載する。価格は税込119,800円で、現在は8%オフとなる税込109,800円で販売中。
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クリエイター向けに位置付けられるのが「CB32U1」。32型IPSパネルを採用し、3,840×2,160ドットの4K UHD表示と120Hz駆動に対応する。
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最大のポイントは色再現性で、ΔE<1をうたう出荷時カラーキャリブレーションを実施。1台ごとに工場出荷時の色調整を行い、キャリブレーションレポートを同梱することで、購入後すぐに正確な色で作業できるとしている。なお、DCI-P3は99%、Adobe RGBは99%、sRGB は100%の広色域に対応する。スタンドも実用性を重視した仕様で、150mmの高さ調整に加え、左右±22.5°のスイベルに対応する。
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インターフェイスはType-Cによる90W給電に対応。映像出力、給電、データ転送を1本のケーブルにまとめられるほか、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4も備える。価格は税込93,890円だが、現在は15%オフとなる税込79,800円で販売中。
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文: 編集部 Tawashi
INNOCN: https://www.innocn.com/
株式会社リンクスインターナショナル: https://www.links.co.jp/

