2026.06.03 08:00 更新
2026.06.02 取材
今年もグランド ハイアット台北でプライベートブースを構えたCORSAIR(本社:米国カリフォルニア州)。会場では、次世代のDDR5メモリモジュール規格「CQ DIMM(Consumer Quad-Rank Unbuffered DIMM)」に対応したメモリの動作デモが披露されていたので紹介しよう。
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CQ DIMMは、JEDECが策定を進める次世代DDR5メモリモジュール規格。サーバー向けメモリで採用されているクアッドランク(4R)技術をコンシューマー向けへ展開するもので、従来のデスクトップPC向けUDIMMでは実現が難しかった大容量化と高速動作の両立を目指している。
これまでデスクトップPCで256GBのメモリ環境を構築するには、64GBのUDIMMを4基すべてのメモリスロットへ搭載する必要があった。さらに、4枚構成ではメモリクロックの制約を受けやすく、高速動作との両立が難しいという課題もあった。
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CQ DIMMでは、メモリ基板上にクロックドライバー(CKD)を搭載するCUDIMMの技術をベースに、大容量チップを高密度実装することで1モジュールあたり128GBを実現。これにより、128GBモジュールを2枚組み合わせるだけで256GB環境を構築できるようになる。
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実際に展示されていたモジュールを確認すると、SK hynix製の4GB DDR5メモリチップ「H5CG58MHB0」を採用。1チップあたり4GB容量のチップを片面16枚、両面合計32枚実装することで、1枚あたり128GBという大容量を実現していた。
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デモ機で使用されていたマザーボードはGIGABYTEの「Z890 AORUS ELITE DUO X」。メーカーが公式にCQ DIMM対応をうたうモデルで、CPU-Z上ではDDR5-7200動作を確認。タイミングは52-54-56-60、動作電圧は1.1Vと表示されていた。
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メーカー担当者によると「具体的な発売時期は未定」とのこと。市場投入までにはまだ時間を要しそうだが、AI開発や生成AI、映像編集など大容量メモリを必要とする用途が広がる中、今後のPCプラットフォームの進化を占う技術として注目を集めそうだ。
文: 編集部 Tawashi
CORSAIR: https://www.corsair.com/jp/ja
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COMPUTEX 2026: https://www.computextaipei.com.tw/

