2019.11.29 12:00 更新
2019.11.29 取材
いよいよ明日11月30日(土)午前11時に販売が解禁される、2019年最後の大物AMD「Ryzen 9 3950X」。ハイエンド志向の自作派なら、垂涎のCPUをいち早く手に入れたいはず。そこで、明日販売予定のショップを事前に紹介。購入作戦の参考にしていただきたい。
マルチスレッド性能と、良好なシングルスレッド性能を兼ね備えた第3世代Ryzenシリーズの最上位モデル「Ryzen 9 3950X」。メインストリーム初の16コア/32スレッドCPUは、先日検証した詳細レビューでもお分かり頂けるように、圧倒的なパフォーマンスの高さを見せつけた。
注目度の高さを裏付けるように、発売を目前に控えた秋葉原のショップには「どうすれば購入できるのか」といった問い合わせが増えているという。一方で入荷数の目処が立つまでは、販売方法を告知できないパターンが多く、問い合わせを受けたショップ側も「後日発表します」という回答しかできない状況だ。
そんな中、秋葉原地区では多くの入荷数があると予想されるTSUKUMO eX.が、30日(土)の9時30分から先着順に整理券を配布することを発表。その他、ツクモパソコン本店やツクモDOS/Vパソコン館でも、同様に9時30分から整理券が配布されることになった。なお、具体的な入荷本数については、改めてTwitterなどで告知していくとしている。
ツクモ各店の告知POP。気になる入数は一両日中に発表される見込み |
それに続いたのがパソコンショップアーク。昨夜遅くに、10時30分から先着順で販売する旨を発表。同店スタッフによると当日は「店頭で購入整理券を配布する予定」とのことだ。
パソコンショップアークの事前告知 |
そのほか、30日に販売予定なのは、ドスパラ秋葉原本店、パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館。いずれも販売方法は未定ながら「おそらく先着順」で調整中とのことだった。
気になる初回の入荷数だが、ほとんどのショップでは2ケタの入荷がある予定。秋葉原全体では約200個程度の流通量が予想される。先着順で販売するショップがほとんどのため、ここぞと決めたショップになるべく早い時間から並ぶしか方法はない(ただし徹夜で並ぶ行為を禁止しているショップがほとんどで、違反すると販売してもらえない可能性もあるので注意)。
また同じ日に発売されるのが、第3世代Ryzen Threadripperの「Ryzen Threadripper 3960X」(売価税抜164,800円)および「Ryzen Threadripper 3970X」(売価税抜233,800円)(詳細レビューはこちら)。価格が高額だけに、即完売にはならないと予想されるが、「CPUよりもマザーボードの入荷数が少なめ」(某ショップ)とあって、お目当てのマザーボードがあれば早めに購入しておきたい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 Tawashi
日本AMD株式会社: http://www.amd.com/jp/