アキバの老舗「かんだ食堂」が3月24日に閉店。“やっちゃ場”時代から営業59年

2018.03.05 19:03 更新

2018.03.05 取材

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アキバで創業59年という、老舗の食堂「かんだ食堂」が閉店することが分かった。馴染みの客を多く抱える名店が、3月24日(土)をもって閉店する。あのボリューム満点の定食ともうすぐお別れとは、寂しい限りだ。

60周年を前に突然の閉店。お馴染みの“アキバメシ”ももうすぐ食べ納め

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アキバを長く見守り続けてきた、老舗の大衆食堂「かんだ食堂」が閉店する

アキバで長く老舗の大衆食堂として親しまれてきた「かんだ食堂」の閉店が決まった。店頭の告知にある通り、3月24日(土)を最後に閉店する。本日公開されたエルミタ的リサーチ「アキバ店員のランチ事情」でも、ベテランスタッフを中心にアツい支持を集めていた名店だ。

創業は昭和33年で、当時はまだ秋葉原UDX所在地が神田青果市場(いわゆる“やっちゃ場”)だった時代。それ以来59年以上に渡って同地で営業、移り変わりの激しいアキバを見守ってきた。700円台で大ボリュームの定食が食べられる、いわゆる“アキバメシ”の代表的なお店。今日訪れた馴染みの客も、店頭の告知に目を留めて、驚きながら入店する様子が見られた。

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突然張り出され、来店するお馴染みさんを驚かせていた閉店のお知らせ。「諸般の事情により」閉店が決まった
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リサーチランチ編の取材をしていた頃は、まさか閉店の報を聞くことになるとは思いもよらず。味とボリュームに定評があり、ショップスタッフでもベテランを中心に人気を集めていた

なお関係者によると、「年末年始前後で建物のオーナーが変わったと聞いている。かんだ食堂さんの閉店も、そのあたりの事情が関係しているのだろう」とのこと。「上階に入ったばかりの人たちもいたのに、驚いた」という声もあり、内部的にも急な展開だったことがうかがえる。

なお同ビルの2階には、モバイル専門店のモバイルプラザが入居しているが、同店では「こちらでは現時点で何も決まっていない。もし何かあった際は告知する」と説明している。

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ビルのオーナーが変わったことが影響しているのでは、という声が聞かれた今回の閉店劇。閉まる前に、「牛カルビ定食」と「豚生姜焼き定食」と「ゴーヤチャンプル定食」はぜひ食べに行きたい

いずれにせよ、あのボリューム満点な定食が味わえるのも、3月24日(土)が最後。今日のところは「いつも通りの混み具合」(近隣ショップスタッフ談)とのことだが、閉店までは名残を惜しむ馴染み客でごった返しそうだ。

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一/Tawashi

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