【COMPUTEX】DIMM+NANDフラッシュやSLC+MLC SSDなど省スペース向け“2 in 1”モデルを展開するApacer

2014.06.11 12:24 更新

2014.06.11 取材

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 台湾のメモリメーカーApacer Technology Inc.(本社:台湾)ブースでは、組み込み向け製品に注目。DIMMとNANDフラッシュを組み合わせた「Combo SDIMM」や、SLC NANDとMLC NANDを搭載した「MLC-mix SSD」など、ユニークな“2 in 1”モデルが展示されていた。

省スペースを強く意識した“2 in 1”モデル

Apacer Technology Inc.
会場:NanGang Exhibition Hall 1F J0818
http://ap.apacer.com/

組み込み向けメモリモジュールを得意とするApacerブースで、省スペースを意識した“2 in 1”モデルを発見。普段あまり目にすることのない、組み込み向け製品を紹介していこう。

SATAケーブルのみでストレージを増設できる「Combo SDIMM」
「Combo SDIMM」は、SATA対応のM.2スロット搭載モデル(画像左)と、CFastスロット搭載モデル(画像右)の2種類がラインナップ

「Combo SDIMM」は、M.2スロットやCFastスロットが実装されたDDR3-DIMMメモリ。PCの起動に必ず必要になるメモリスロットと、ストレージベイを一体化することで、組み込み機器のコンパクト化が可能。またメモリスロット給電のため配線を減らすことができ、「内部構造をよりシンプル」にする効果もあるという。

SLC NANDとMLC NANDを同一基板上に搭載したSSD「MLC-mix SSD」。フォームファクタは2.5インチ、1.8インチ、mSATA、M.2に対応する

「MLC-mix SSD」は、耐久性に優れるSLC NANDと、大容量化が容易なMLC NANDをワンパッケージにしたSSD。OS上からはSLC領域とMLC領域が別ドライブとして認識されるため、起動ドライブや重要なデータは前者、その他のデータを後者へ保存することで、耐久性と容量を両立することができる。

いずれも、最低限の拡張性が保証されているコンシューマ向けではあまりメリットがない製品だが、拡張性に乏しい組み込み向けではとても有用。より小型化が進む組み込み機器では、このような“2 in 1”モデルの需要が高くなってきているということだ。

文: GDM編集部 池西 樹
Apacer Technology Inc.: http://ap.apacer.com/

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