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最終更新日 2026年6月28日 21:00

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COMPUTEX 2026ブースレポート

SKグループ傘下Essencoreのブランド「KLEVV」の本気、DDR5からSOCAMM2、SSDまで一挙披露

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2026.06.28 更新

文:Tawashi/撮影:pepe

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COMPUTEX 2026 KLEVV メモリ
ESSENCORE(本社:香港)が展開するコンシューマ向けプレミアムメモリ・ストレージブランド「KLEVV」。SK hynix製DRAMを100%採用する数少ないメモリブランドとして知られ、高品質なDDR5メモリやSSDをグローバル市場に展開している。COMPUTEX 2026のブースでは、最新DDR5メモリや高速SSDを中心に、次世代PC環境を見据えた新製品を多数披露。性能だけでなくデザイン性にもこだわった展示が並び、多くの来場者の関心を集めていた。
KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

SKグループのブランドならではの安定供給が強み

ブランドを展開するESSENCOREはSKグループに属する企業で、KLEVVはそのコンシューマ向けブランドという位置付けだ。メモリ製品にSK hynix製DRAMを100%採用していることに加え、DRAMメーカーに近いため安定供給も大きな強み。高い品質と信頼性を背景に、ゲーマーやクリエイター、オーバークロッカーから支持を集めている。

KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

日本市場では株式会社アーキサイトが正規代理店を務めており、今年3月には販売体制の強化を発表している。本格的な市場展開がスタートしており、現在は主要な通販サイトやPCショップ店頭で製品を入手できる。なお、当サイトではハイエンド向けの「CRAS V RGB」シリーズや、エントリー向けの「FIT V」シリーズのレビュー記事を掲載済みだ。KLEVV製メモリに興味のある人は、あわせて参考にしてほしい。

【関連記事】KLEVVが国内市場にカムバック。「CRAS V RGB」のDDR5-6000/CL30低レイテンシメモリを試す(2026.03.13 更新)
【関連記事】エントリークラスでも低レイテンシは譲らない。KLEVV「FIT V」のDDR5-6000/CL30メモリ実力検証(2026.06.04 更新)
KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

ブースレポートに入る前に、日本を含むアジアおよび北米・南米地域のSales Managerを務めるMansu Park氏に話を聞いた。DRAMやNANDフラッシュの価格上昇が続くなか、市場をどう見ているのか。また、SKグループのブランドならではの強みについても語ってもらった。

  • 編集部
    メモリ価格の上昇についてどのように考えていますか。
  • Mansu Park氏
    DRAM市場の価格は需要と供給のバランスによって決まります。しかし現在はAI市場の急速な拡大により、メモリ市場はかつてないほどの成長を続けています。SK hynixだけでなくSamsungやMicronといった主要メーカーでも需要の増加に供給が追いついておらず、その結果として価格が上昇しています。

    一般消費者にとっては歓迎できる状況ではありませんが、この傾向はしばらく続くと考えています。現在の価格水準が今後の新たなスタンダードになっていく可能性もあるでしょう。

  • 編集部
    価格はまだ上昇すると考えていますか。
  • Mansu Park氏
    正直なところ、将来の価格を正確に予測することはできません。半導体メーカー各社は工場の新設や生産ラインの増強を進めていますが、その多くは利益率の高いAI向け製品を対象としたものです。コンシューマ向けメモリへの投資は限られており、少なくとも今後2~3年は現在と似た状況が続くと考えています。
KLEVVのCOMPUTEXブースレポート
  • 編集部
    SK hynix製DRAMを100%採用するメリットを教えてください。
  • Mansu Park氏
    AI市場向け製品が優先される状況はSK hynixも例外ではありません。しかしKLEVVはSKグループのブランドという強みを活かし、DRAMの安定供給を実現しています。その結果、供給不足の影響を受けにくく、価格面でも競争力を維持できます。価格高騰や品不足が続く市場環境において、これは非常に大きなアドバンテージだと考えています。
  • 編集部
    Crucialブランドの撤退について、どのような影響があると考えていますか。
  • Mansu Park氏
    Crucialは長年にわたりコンシューマ向けメモリ市場を支えてきたブランドであり、その撤退は業界にとって大きなニュースだと受け止めています。当然ながら、空いた市場シェアを巡る競争は今後さらに活発になるでしょう。しかし、KLEVVはSKグループの強みを活かし、価格面と供給面の両方で優位性を発揮できると考えています。こうした強みを武器に、今後はさらにコンシューマ向けメモリ市場での展開を強化していきたいと考えています。
KLEVVのCOMPUTEXブースレポート
  • 編集部
    日本のユーザーに向けて一言お願いします。
  • Mansu Park氏
    KLEVVはこれからも高品質な製品を通じて、日本のお客様の期待に応えていきます。メモリ選びで迷うことがあれば、ぜひKLEVV製品を試してみてください。

鏡面仕上げのヒートスプレッダの新フラッグシップ「CARS V RGB PRIME」

それでは、注目製品をチェックしていこう。まず紹介するのは、DDR5メモリの新フラッグシップモデル「CRAS V RGB PRIME」だ。

KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

従来モデルからデザインを刷新し、光沢感のあるアルミニウム製ヒートスプレッダを採用。鏡面仕上げに近い質感が特徴で、RGB LEDのライティングを美しく映し出す。未だ流行が続くピラーレスデザインPCケースとも好相性だろう。

KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

性能面もKLEVVのフラッグシップにふさわしい仕様を実現。ラインナップはDDR5-6000、DDR5-6400、DDR5-8000を用意し、低レイテンシのCL26モデルも展開する。Intel XMP 3.0およびAMD EXPOに対応。対応プラットフォームならプロファイルを読み込むだけで高クロック動作を利用できる。

KLEVVのCOMPUTEXブースレポート

SK hynix製DRAMを100%採用するKLEVVらしく、高い安定性とパフォーマンスを両立したモデルとしてアピールされていた。性能だけでなくデザイン性も重視するゲーマーや自作PCユーザーを強く意識した製品と言えるだろう。なお、日本市場への投入時期は2026年7月から8月頃を予定しているという。

KLEVVのCOMPUTEXブースレポート
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フラッグシップ譲りのデザインを採用した主力モデル「CRAS LITE V RGB」
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