PCメーカー7社合同による自作パーツイベント

3連休の最終日はあいにくの空模様。にもかかわらず多くの自作派が足を運んだ

会場には、ASRock、ASUSTOR、Curucial/Ballistix、GIGABYTE、WesternDigital、玄人志向の出展ブースが並び、来場者は直接説明を聞くことが可能。また特設ステージでは、出展社ごとにトークセッションが行われた。
　

GTX 1080のオリジナルクーラー搭載モデルもあった玄人志向

玄人志向のブースには、お馴染みの「謎のサングラス男」が来場者をお出迎え。展示されていたのは、8月末より販売が開始された80PLUS SILVER認証電源ユニット「KRPW-AK650W/88+」。50％ロード時で動作音19dBA以下を実現する静音仕様が特徴だ。

ご存じ「謎のサングラス男」。解説セッションでは、玄人志向ブランド製品の電源ユニットおよびUSB3.1についてのプレゼンが行われた

さらにデュアルファン仕様でオリジナルVGAクーラーを搭載する「GF-GTX1080-E8GB/OC/DF」など、最新GPUを搭載した意欲作が並んだ。

玄人志向ブランドのオリジナルVGAクーラーを搭載した、GeForce GTX 10シリーズ。デュアルファン搭載のオーバークロックモデルで、コストパフォーマンスも魅力

新たに取り扱いが開始されたCrucialブランドの「Ballistix Elite」シリーズ

9月1日付けプレスリリースで発表された、CrucialブランドPCメモリの新シリーズ取り扱い開始。その第1弾として「CFD Selection Ballistix by Micron / Elite Series」が展示されていた。ゲーマー向けPCに最適化されたメモリキットで、モジュールにはアルマイト加工が施されたアルミニウム製ヒートスプレッダが装着されている。

ブリスターパッケージに納められた展示品は「W4U2666BME-4G」。DDR4 4GBの2枚組で、クロックは2,666MHz、CASレイテンシはCL16-17-17、電圧は1.20Vの永久保証モデルだ

完成度の高い門馬ファビオ氏による新作MOD PC

ASRockのブースでひときわ目に付いたのが、著名MODDERである門馬ファビオ氏による、新作モデルの展示。今回制作された「X99 Taichi Special MOD PC」は、マザーボードに詳細検証をお届けしたIntel X99 Expressチップ搭載の「X99 Taichi」がテーマ。マザーボードのイメージデザインである「太極図」をモチーフとした超意欲作は圧巻の出来映えだった。

イベント当日の朝5時に完成したという、出来たてもいいところの新作MOD PC。Thermaltake製のPCケースを用い、グラフィックスカードはSLI構成。水冷ユニットにはハードチューブを使用した。なお中央の歯車はゆっくりと回転する仕組み。今後各種イベントで展示する予定とか

VRのデモ機はここでも人気。GIGABYTEブースほか

GIGABYTEブースでは、GeForce GTX 1080を搭載するPCをVRデモ機として用意。実際に試遊できるスペースは注目を集めた。

VRデモ機の他、「GeForce GTX 1070 Xtreme Gaming」で「Overwatch」がプレイできる試遊台も設置
ASUSTORはNASのラインナップを展示。Western Digitalでは、現在取り扱い中のHDDを多数持ち込んだ

メーカーセッションではお馴染みの名物担当者も登場

各セッション終了後に行われたじゃんけん大会は、毎回豪華景品を狙って大盛り上がり	豪華賞品が当たるガラポン抽選会では、GeForce GTX 1070搭載グラフィックスカードも用意されていた
ASRockの人気者といえばこの人、マーケティングディレクターのクリス・リー氏。日本市場でも人気のIntel X99マザーボード「X99 Taichi」を紹介した
Micronのマーケティングディレクター ジェレミー・モーテンソン氏。今後はCFDとの連携を強め、日本市場でDDR4メモリの拡販を積極的に行って行くと述べた
GIGABYTEのチャネルマネージャー セン氏。同社製GeForce GTX 1060搭載グラフィックスカード「GeForce GTX 1060 G1 Gaming 6G」などの独自機能をアピール
秋葉原にあるメイドカフェ・メイド喫茶「ぴなふぉあ」から派遣されたメイドさんが、無料で飲み物を配るサービスもあった

文： GDM編集部 Tawashi
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