2,560×1,600ドットでデュアルブラウザもこなす。圧倒的解像度の8.9インチWindows 8.1タブが発売に

2014.12.11 11:16 更新

2014.12.11 取材

　2,560×1,600ドットの高解像度ディスプレイを搭載する、8.9インチのWindows 8.1タブレット「X90HD」が東映無線ラジオデパート店にて販売中。中国Teclastの製品で、価格はOffice込みで28,980円と格安だ。

ジャパンディスプレイ製の高解像度液晶搭載。Office付きの格安中文版モデル


8.9インチ最大級となる、2,560×1,600ドットの高解像度液晶を搭載したTeclast「X90HD」。スマホを2～3面並べたような圧倒的情報量の表示に対応する
	既定では200％表示に設定されている。上記のブラウザ画像は100％表示の場合だが、文字の大きさはかなり小さく、使い方に応じて最適な拡大率を選択する必要がありそうだ

海外ライセンスのOffice付きで販売される、格安中華Windows 8.1タブレットに新作登場。今回発売のTeclast「X90HD」は、2,560×1,600ドットと8.9インチサイズでは最大級の解像度を誇る高精細モデル。メーカーサイトによればJDI（ジャパンディスプレイ）製のIPS液晶を採用しているとされ、高解像度を活かしたマルチウインドウ表示など、タブレットらしからぬ使い道も期待できる。

なお、搭載OSはWindows 8.1 with Bingで、プリインストールされているのは初期設定が中国語の中文版OS（マルチランゲージ版）と玄人向け。日本語環境へ変更するには言語パックのダウンロードが必要なほか、付属する「Office 365 Personal」もユーザーが登録とダウンロードを行う必要がある。ショップでは「OSの言語変更やOfficeについては保証対象外」としているため、購入前によく確認しておこう。


最大1.83GHz動作の4コアAtomや2GBメモリを実装。なお、標準では中文版OSがインストールされているため、日本語環境で使用するには（付属Officeともども）ユーザーが登録やダウンロードをする必要がある

金属製フレームを採用するなど、高級感もあるボディ。どことなくiPhone似のデザインで、インターフェイスはmicroSDスロットやmicroHDMI、microUSBを備える

主なスペックは、プロセッサがIntel Atom Z3735D（最大1.8GHz）、メモリー2GB、ストレージ32GB（microSD対応）など。フロント200万画素/リア500万画素のカメラを備えるほか、ネットワークはBluetooth 4.0、無線LANに対応、バッテリーは6500mAhを搭載する。

Retina級ディスプレイのiPad mini風Windowsタブレットも同時に入荷


8.9インチサイズのWindows 8.1タブ「X89」も同時入荷。同じくTeclastの製品で、Retinaディスプレイ同等の2,048×1,536ドット液晶を搭載している

また、同店には同じく中文版OSとOffice付属のWindows 8.1タブレットTeclast「X89」も入荷。こちらはiPad miniと同サイズの7.9インチで、ディスプレイも“Retina級”となる2,048×1,536ドットの高解像度IPS液晶を搭載している。

主なスペックは、プロセッサが最大2.16GHz動作のIntel Atom Z3736F、メモリ2GB、ストレージ32GB（microSD対応）など。OSはWindows 8.1 with Bing（マルチランゲージ版）。こちらの価格は25,980円だ。


その他スペックもなかなかのハイエンド構成。プロセッサはIntel Atom Z3736Fで、この手のモデルでは珍しい最大2.16GHz動作に対応している