【COMPUTEX】空冷の匠・Noctuaがホンキで扇風機を作ったらこうなる

2018.06.13 14:36 更新

2018.06.13 取材

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注目すべきプロトタイプや新モデルを出展していた一方で、遊び心も忘れていないNoctua(本社:オーストリア)。なんと「Desk fan with Airflow Amplification System」と銘打ったUSB扇風機を用意していた。もちろん手抜きは一切なし、発売されれば世界最高のデスクトップ扇風機になる?

絶妙設計のカバーと傑作ファンを組み合わせた、かつてなく高性能なUSB扇風機

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空冷最強ブランドのNoctuaが、なんとUSB扇風機を作ってしまった。しかもかなり“リキ”が入った高性能モデルのようだ

今年のCOMPUTEXに持ち込まれた中で、ある意味最も身近なアイテムになりそうなモデルは「Desk fan with Airflow Amplification System」だろうか。大仰な名前を戴いているが、その実態はなんと扇風機。デスクトップで涼をとるために設置する、USB給電で動く夏の定番アクセサリだ。

“扇風機”のベースになっているのは、開発に4年以上を費やしたというNoctuaの集大成といえる傑作ファン「NF-A12x25」。フレームとインペラの隙間を極小化してエアフロー損失をギリギリまで減らし、高風量・高静圧を両立させた技ありの120mmファンだ。

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扇風機の動力になっているのは、Noctuaが完成させた万能ファン「NF-A12x25」だ

そしてキモになっているのが、高性能ファンに装着された独自形状のカバー。ファンが生み出す螺旋状の風がカバーを通ることで、ベンチュリー効果などにより流速を増し、直進的なエアフローで対象を直撃する。

この「Three-way Arirow Amplocation System(AAS)」と名付けられた設計は効果抜群で、実際に1m以上離れた場所でもしっかり風を感じることができた。

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傑作ファンの性能を活かし、USB扇風機の機能に最適化させる独自形状のカバー。ピンポイントで対象を冷やすことが可能で、かなり離れた場所でも風を感じることができる

もっとも出展されていたのは3Dプリンターで作成されたプロトタイプであり、まだ製品化には時間がかかるとのこと。じっくり設計を熟成させていく姿勢は、クーラーやファンとまったく変わらない。来年まで開発を続け、さらにブラッシュアップしたモデルを登場させる予定という。

noctua_usb-fan_1024x768f 現時点では、まだ3Dプリンター製造によるプロトタイプ。やや粗さが残る台座には、風量調節つまみと電源ボタンが搭載されている

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
RASCOM Computerdistribution(Noctua): http://www.noctua.at/
COMPUTEX TAIPEI 2018 記事一覧: http://www.gdm.or.jp/computex2018/

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