見た目も性能もiPhone Xに迫る、格安の高性能スマホ「ZenFone 5Z」が日本上陸

2018.05.15 21:00 更新

2018.05.15 取材

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は2018年5月15日、都内にて最新世代のSIMフリースマートフォン「ZenFone 5」シリーズを発表した。トレンドのノッチ付き全画面ディスプレイやAI機能で武装したハイエンド機は、日本国内でもだいぶお手頃な価格で登場するようだ。

スマホ初参戦の原点に帰る「5」世代のZenFone。AI時代に相応しいトレンド機能を満載

03_ZenFone5_2018_1024x768
「#Back To 5」と銘打って行われたASUSスマートフォンの新製品発表会の主役は、スマホ参入時の機種と同じ名前をもつ「ZenFone 5」シリーズだ

ASUSが今年2月に開催されたモバイルの祭典「MWC 2018」にてお披露目した、最新スマートフォン「ZenFone 5」シリーズを日本市場向けに正式発表。今週末より順次発売が開始される。

ネーミングとしては、ASUSがスマートフォン市場に参入した2014年当初の主力機種「ZenFone 5」の復活となる。当時は単に5インチサイズを意味する数字だったところ、それ以降は世代を表すナンバーに変わり、2018年になって原点回帰の「5」に届いた。

04_ZenFone5_2018_1024x768 05_ZenFone5_2018_1024x768
2014年の「ZenFone 5」から世代を重ねて、2018年の第5世代モデルで再び「ZenFone 5」がカムバック。ASUS JAPANのマーケティング部部長代理兼モバイルプロダクトマーケティングの塩野 拓也氏によって新端末が披露された

特に注目は主力機種の「ZenFone 5」とその上位モデル「ZenFone 5Z」で、トレンドの最新機能を多数盛り込みつつ、新たな潮流になりつつあるAI機能を搭載。AIが被写体を分析して最適なエフェクトをかけてくれる「AI Camera」や自動のオーバークロック機能「AI Boost」、画面を見ている間はスリープにしない「AI Display」、周囲の騒音レベルに応じて着信ボリュームを自動調整する「AI 着信音」、バッテリー劣化を防ぐ「AI 充電」といった機能を備え、AIが日常的な使い勝手の良さをサポートしてくれる。

06_ZenFone5_2018_1024x768 07_ZenFone5_2018_1024x768
進化を続けてきた携帯端末の現在は、これからAIフォン全盛を迎える予感。新生「ZenFone 5」シリーズにも、多数のAI機能が搭載されている

格安のスナドラ845搭載機として登場する、最上位モデル「ZenFone 5Z」

08_ZenFone5_2018_1024x768
iPhone X似のノッチ付き全画面液晶を採用した「ZenFone 5Z」。Android 8.0ベースの独自UI「ZenUI 5.0」を搭載している

シリーズ最上位機種として注目を集めていた「ZenFone 5Z(ZS620KL)」。まず目につくのは、iPhone Xでの採用以来トレンドになりつつある“ノッチ”付きの「フルスクリーンディスプレイ」だ。

画面占有率90%のワイドディスプレイは、アスペクト比18:9の解像度2,246×1,080ドット。5.5インチサイズで6.2インチの大画面を実現している。さらに最速SoCのSnapdragon 845に6GBメモリ、128GBストレージを内蔵するなど、スペックはAndroidスマートフォンでも最高峰だ。

また、2つのSIMスロットは、ドコモ・ワイモバイル・auのマルチキャリアでVoLTE SIMが使えるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)仕様になっている。なお、生体認証は背面の指紋認証に加えて、インカメラによる顔認証にも対応した。

09_ZenFone5_2018_1024x768 10_ZenFone5_2018_1024x768
ギリギリまで液晶面を拡張したため残ったノッチ部分は、設定画面から隠すことができる。ちなみにiPhone Xに比べて、ノッチ部分は約26%小さくなっているという
11_ZenFone5_2018_1024x768
Zenシリーズ特有の同心円状に光るアルミボディが美しい。両面が曲面ガラスでコーティングされている
12_ZenFone5_2018_1024x768 13_ZenFone5_2018_1024x768
ほぼ前面がディスプレイという構造のため、従来の5.5インチサイズに6.2インチ画面を収めることができた。5.5インチの「ZenFone 4 Selfie Pro」と比べても、ほぼ大きさが変わらないことが分かる
14_ZenFone5_2018_1024x768
特にユーザーが何もしなくとも、AIが被写体を分析して最適なモードで撮影してくれる「AI Camera」が便利。120°の広角レンズに切り替えることも可能で、用途に応じて使い分ける仕様だ

また、自慢のカメラ機能は、F値1.8のソニー製フラッグシップセンサー「IMX363」を採用した1,200万画素メインカメラと、800万画素広角カメラを組み合わせるデュアルカメラ仕様。「カメラの腕が上がったように錯覚する」(担当者)こと請け合いなAI連携の「AI Camera」機能を備え、人物なのか動物なのか、フードなのか花なのか、はたまたテキストなのか、といった被写体を自動分析し、手軽にクオリティの高い写真を撮影できる。

また、背景のボケ味をリアルタイム調整できる「ポートレートモード」も搭載。詳細な設定変更が可能な「Proモード」やRAW画像サポートといった機能も備えている。

15_ZenFone5_2018_1024x768 16_ZenFone5_2018_1024x768
対象が植物なので、画面にはグリーンマークが。人物にカメラを向ければ、自動的に顔を認識する人物撮影モードに切り替わる
17_ZenFone5_2018_1024x768 色味やエフェクトを自動で調整してくれるため、「カメラの腕が上がったように感じる」かも。カメラ特化の従来機種「ZenFone 4 Selfie Pro」と比べて、鮮やかさもだいぶ進化している
18_ZenFone5_2018_1024x768 19_ZenFone5_2018_1024x768
両面を2.5Dアークガラスでコーティングした7.7mm厚のボディ。高音質スピーカーに加え、昨今の主力機種では削られがちなイヤホンジャックも備えている

カラーバリエーションはシャイニーブラックとスペースシルバーの2色で、気になる市場想定売価は税抜69,800円。「MWC 2018」で発表された際は479ユーロ(63,000円)という価格が話題を呼んだが、日本上陸に際しても思ったほどの上乗せがなかったという印象だ。同様にSnapdragon 845を搭載する「Galaxy S9」や「Xperia XZ2」に比べても格安で、高いレベルでコストパフォーマンスに優れた端末と言える。

なお、こちらは6月下旬以降に発売が開始される予定だ。

20_ZenFone5_2018_1024x768
スナドラ845搭載のフラッグシップ機種としては、安価な税抜69,800円で販売される
totop