【COMPUTEX】待っていたASRockのRyzen向けMini-ITXマザー「X370 GAMING-ITX/AC」がデビュー

2017.06.01 14:17 更新

2017.06.01 取材

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 反響の大きさにASRock Incorporation(本社:台湾)の担当者も手応えを感じている、Ryzen対応のMini-ITXマザーボード「X370 GAMING-ITX/AC」が発表された。タフで正統派なコンパクトマザーボードで、Ryzenのパフォーマンスを遺憾なく発揮してくれそうだ。

OC仕様のハイエンドマシンも組める、タフで正統派なRyzenマザーボードのMini-ITXモデル

Intel向けにはギュウギュウに詰め込んだ変態仕様のMini-ITXマザーを用意していたが、Ryzen対応の「X370 GAMING-ITX/AC」は正統派だ

待っていたユーザーも多いハズ、Ryzenに対応するMini-ITXマザーボードの新モデル「X370 GAMING-ITX/AC」をASRockが披露した。Ryzen対応のMini-ITXモデルはいまだに選択肢が少なく、4月のユーザーイベントで開発が発表されて以来、非常に多くの問い合わせが舞い込んでいるという。

スモールフォームファクタのMini-ITXモデルながら、オーバークロックにも対応する堅牢仕様。高耐久な「Super Alloy」仕様のコンポーネントを採用し、電源回路は7フェーズ構成。IntelチップのギガビットLANや802.11ac無線LAN+Bluetooth標準対応とネットワーク環境は万全で、PCI-Express接続のUltra M.2スロットを備えるなど、ツボを押さえた仕様になっている。

最大3,200MHz動作のDDR4メモリスロットやPCIe3.0(x16)スロットを備え、M.2を含む合計5つのストレージポートを装備。IntelチップのギガビットLANはじめ、インターフェイスも充実している
余裕十分な電源回路と堅牢設計のコンポーネントにより、OC対応も万全。会場ではRyzen 7 1800Xを4GHzにOCしたデモが行われていた

4月のイベントでは6月下旬の発売予定とアナウンスされていたが、現状では7月中の発売を考えているとのこと。価格は現在も調整中のようだ。

なお姉妹モデルとして、AMD B350チップを搭載した下位モデル「X350 GAMING-ITX/AC」もリリース予定。こちらも基本仕様はほぼ同じながら、チップセットの違いにより若干価格差があるとのこと。「X370 GAMING-ITX/AC」と合わせ、今後のアップデートを待ちたい。

AMD B350チップ搭載モデル「X350 GAMING-ITX/AC」もラインナップ。こちらはチップセット以外の仕様はほぼ変わらないが、より安価に購入できるようだ

 

Intelを脅かすAMDの新星「Ryzen Threadripper」対応マザーも登場

また、AMDは「COMPUTEX TAIPEI 2017」にてプレスカンファレンスを開催。16コアRyzenこと「Ryzen Threadripper」を発表している。もちろんASRockも対応モデルを展示、2つのハイエンドモデルを用意していた。

AMDから発表された「Ryzen Threadripper」に対応するAMD X399マザーボードも参考展示。エンスー志向のユーザーには、「X399 PROFESSIONAL GAMING」を用意している

ハードコアゲーマー・エンスー向けにリリースされるフラッグシップモデルが、こちらの「X399 PROFESSIONAL GAMING」。Socketは「Threadripper」対応のTR4を採用、クアッドチャンネル対応のDDR4スロット×8、4-Way SLI/CrossFireX対応のPCI-Express3.0(x16)×4、Ultra M.2×3、コンシューマ向けでは珍しい10ギガビットLANなどを備える。

ちなみに「Ryzen Threadripper」は合計64レーンのPCI Express 3.0を搭載している。そのため、PCI-Express3.0(x16)スロットとPCI-Express3.0(x4)動作のUltra M.2が全スロット同時に利用可能という、超ハイエンド仕様になっている。

ソケット形状は大型化した「Threadripper」に対応するTR4で、メモリスロットはクアッドチャンネル対応の8基。豊富なPCIeレーン数を活かし、PCIeスロットと3基のM.2スロットをフル稼働できるという
メインストリーム向けには、人気の「Taichi」シリーズ最新版「X399 Taichi」を用意。上位モデルとは、10ギガビットLANの有無やオーディオ回路が異なっている

そして「Taichi」シリーズの最新作として、「X399 Taichi」も発表。こちらもクアッドチャンネル対応のDDR4スロット×8、PCI-Express3.0(x16)×4、Ultra M.2×3などを搭載。上位モデルの「X399 PROFESSIONAL GAMING」とは違って10ギガビットLANは非搭載で、オーディオ回路も異なっている。より幅広い層をターゲットにしたモデルだ。

なお「Threadripper」対応モデルはいずれも参考展示で、現時点では発売日、価格ともに未定となっている。

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/
COMPUTEX TAIPEI 2017 記事一覧: http://www.gdm.or.jp/computex2017/

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