全方位にスタジオ級の大音量。Ultimate Earsが新世代Bluetoothスピーカー「BOOM 3」を発表

2018.09.13 16:49 更新

2018.09.13 取材

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株式会社ロジクール(本社:東京都港区)は2018年9月13日、都内のスタジオにて「Ultimate Ears」ブランドのポータブルBluetoothスピーカー「BOOM 3」シリーズを発表した。久しぶりのモデルチェンジを果たす大定番モデル、これはなかなかいいモノのようだ。

ポータブルBluetoothスピーカーのパイオニア「BOOM」がフルモデルチェンジ

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ロジクール(Logitech)が傘下に収める高級ブランドの「Ultimate Ears」から、新しいポータブルBluetoothスピーカー「BOOM 3」が登場した

「Ultimate Ears」といえば、プロ向けインイヤーモニターやコンシューマ向けのカナル型イヤホンで知られた高級ブランド。その一方で、ポータブルタイプのBluetoothスピーカーにおいても、パイオニア的な存在であることはご存知だろうか。2013年に発売された初代「BOOM」は、ファブリックやラバーで構成された衝撃に強いアウトドアスタイルのスピーカーとして、以降に登場する同カテゴリ製品のベンチマークになった。

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ポータブルBluetoothスピーカーの黎明期にヒット作「BOOM」が誕生、今回のモデルはその第3世代にあたる。発表会では、日本におけるUltimate Earsブランドの責任者である黄 佑仁氏が解説を行った

今回新たに発表されたのは、その最新モデル「BOOM 3」シリーズだ。先代の「BOOM 2」から、実に約3年ぶりのモデルチェンジ。一からデザインし直したという手触りのよいサーフェス、「聴き比べれば違いが分かる」というサウンド、さらに機能性と、従来から大幅なアップグレードを遂げている。

なお新世代のシリーズは、大型かつ高音質な上位モデルの「MEGABOOM 3」と、ポータビリティを重視したスタンダードモデル「BOOM 3」の2製品から構成される。

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シリーズは2モデル構成で、こちらは大型の上位版「MEGABOOM 3」。サイズは直径87×高さ225mmで、携帯性重視の「BOOM 3」は直径73×高さ184mmだ
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背面の一部を除き、ほぼ一周グルリがスピーカーという構造。トップには、複数操作をワンボタンでこなす「MAGIC BUTTON」を搭載、あらかじめ設定したApple Musicのプレイリストを呼び出すこともできる

円筒状の外周部分が(ほぼ)すべてスピーカーで構成された、360°の全方位サウンドが魅力。「MEGABOOM 3」は50mmアクティブドライバー×2/46×86mmパッシブラジエター×2を内蔵、「BOOM 3」は38mmアクティブドライバー×2/40×80mmパッシブラジエター×2を内蔵する。「スタジオのスピーカーに負けないパワフルな低音を出しつつ、中高音も曇らせずクリアな音質」(担当者)を実現したという。

また、新たにリリースされたアプリ「Ultimate Ears APP」のPartyUP機能を使用した、「BOOM」シリーズのペアリングにも対応する。実際にスマートフォンに接続しているスピーカーを“親機”として、その下に紐付ける形でリンクさせ、複数台からの同時出力を可能にする機能。海外での検証では200台以上の同時接続に成功したらしいが、混線などの影響もあり、実際は4~6台程度のペアリングを想定しているようだ。

なお、同時出力の利便性を高める目的もあり、通信距離は最大45mまで拡張されている。

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これまでモデルごとにバラバラだった対応アプリが「Ultimate Ears APP」に統合。PartyUP機能を使えば、「BOOM」シリーズ(「WONDERBOOM」を除く)のスピーカーをリンクさせ、同時出力できる

ボディはIP67準拠の完全防水に対応、従来の防水仕様に加え防塵性能も獲得した。さらに25種類以上の独自テストをクリアしたタフネスも特徴で、特に耐衝撃は「MEGABOOM 3」が1m、「BOOM 3」は1.5mからの落下に問題なく耐える。また、水に浮く設計になっているため、万が一プールなどに落とした際も安心だ。

そのほか、電気自動車と同じ電池テクノロジーが採用され、バッテリーライフが改善。「MEGABOOM 3」は最大20時間、「BOOM 3」は最大15時間の連続再生に対応する。オプションの充電ドックを利用した、ワイヤレス充電への対応も新機能の一つだ。

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底面には金属端子を備え、専用の「POWER UP 充電ドック」を組み合わせてのワイヤレス充電が可能だ
BOOM3_1024x768n 防水カバーの裏には、有線充電用のmicroUSB端子を備えている
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一般販売のカラバリは、「MEGABOOM 3」と「BOOM 3」ともに4色。日本では、ある意味“無難”なカラーのブラックが歴代一番人気とのこと

なお、市場想定売価は「MEGABOOM 3」が税抜29,880円、「BOOM 3」が税抜22,880円、ワイヤレス充電器の「POWER UP 充電ドック」が税抜4,880円となっている。

カラーバリエーションは、ブラック(Night)とブルー(Lagoon)、レッド(Sunset)、パープル(Ultraviolt)の4色のほか、アップル専売のDenimとCloudをラインナップ。9月20日(木)に発売が開始される予定だ。

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発表会では、Chris Brownの振り付けを手がけたこともある、HIP HOPダンサー・振付師のKAZ THE FIRE氏がパフォーマンスを披露。枕元からシャワーまで一緒という、「BOOM」のヘビーユーザーとして魅力を語ってくれた

文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社ロジクール: https://www.logicool.co.jp/

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