Mini-ITXモデルも準備中。GIGABYTE、Ryzen対応Socket AM4マザーボードお披露目

2017.03.11 00:00 更新

2017.03.10 取材

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 GIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)日本法人の日本ギガバイト株式会社(本社:東京都千代田区)は2017年3月10日、東京 秋葉原でSocket AM4に対応する「AMD 300」シリーズマザーボードの製品発表会を開催した。実装される最新機能の数々を早速紹介していこう。

プレミアムゲーミング「AORUS」を筆頭に計3モデル発売中。ラインナップはさらに拡充予定

従来モデルから大幅に改善された性能と良好なコストパフォーマンスから、予想を上回る好調な滑り出しとなったAMD Ryzen。GIGABYTEでは、プレミアムゲーミング「AORUS」シリーズを筆頭に「AMD 300」シリーズ計3モデルを発売中だ。さらにメインストリーム向け「Ultra Durable」シリーズやMini-ITXゲーミングマザーボードの投入が予定されており、今後のラインナップ拡充にも期待が持てる。

現在ゲーミング向け3モデルを展開しているGIGABYTE。ラインナップはさらに拡充される予定だ

また現在、Socket AM4マザーボードは慢性的な品不足に陥っているが、GIGABYTEでも本社が想定していた以上に売れ行きがよく、安定供給まではもう少し時間が掛かりそうだ。担当者によれば、あくまでも想定ながら早ければ来月中旬、遅くともGWごろには落ち着くだろうとのこと。

ケース内を鮮やかにライトアップする「RGB Fusion」

1,680万色のカラーバリエーションに対応する「RGB Fusion」。「AORUS」シリーズでは、2つのゾーンごとに個別のライティングパターンを設定できる

RGB LEDライティング機能をいち早く導入したGIGABYTEだが、「AMD 300」シリーズでもこの流れは継承。特に「AORUS」シリーズでは、2ゾーンを個別に設定できる新RGBライティング機能「RGB Fusion」を標準装備。専用ユーティリティやスマホアプリを使い、LEDカラーは1,680万色から、発光パターンは「Pulse」「Music」「Static」「Flash」「Color Cyncle」「Intelligent」の7種類から選択できる。

「RGB Fusion」のカラー設定はWindows上のユーティリティの他、スマホアプリでも設定することができる

また基板右上には「Accent LED Overlay」と呼ばれるカスタム可能なアクリルバーを実装。さらにUV照射が可能な「UV RGBストリップ」や、一般的な「レッド(R)」「グリーン(G)」「ブルー(B)」に「ホワイト(W)」を追加した「RGBWストリップ」に対応するLEDピンヘッダを搭載し、これまで以上にケース内を色鮮やかにライトアップすることができる。

GIGABYTE製マザーボードでは初めて「UV RGBストリップ」に対応。またホワイトの発色が美しい「RGBWストリップ」もサポートされる

 

IR製PWMと「PowIRstage IC」で構成された堅牢なフルデジタル回路

電源回路は、GIGABYTEが得意とする「IR製デジタルPWM」と「PowlRstage IC」の組み合わせ。上位モデルでは、CPUコア向け6フェーズ、メモリコントローラなどに4フェーズの計10フェーズ回路を搭載する

GIGABYTE「AMD 300」シリーズでは、システムの信頼性を高めるため電源回路にも注力。PWMコントローラには、CPUに必要な電力を正確に供給できる第4世代の「IR製デジタルPWM」を採用。また熱負荷を均一化する「Isense」技術を備える第3世代「PowIRstage IC」を搭載することで、電源回路の発熱を最小限に抑え、耐久性を高めている。

コンデンサにはローエンドモデルに採用される固体コンデンサの5倍、製品寿命10,000時間の「Durable Black」を採用

また大型の冷却用ヒートシンクや、10,000時間の製品寿命を誇る「Durable Black」固体コンデンサ、CPUや電源回路などに実装される9つの温度センサー(内2つは外部)と8つの4pinピンヘッダで構成される「Smart Fan 5」により、静音性を損なうことなくシステムの安定性・信頼性を向上させることができる。

「Smart Fan 5」では、CPUファンを除くすべてのファンコネクタで、回転数を制御する温度センサーを設定可能。またPWM/Voltageのハイブリッドモードに対応するため、ファンの種類に関係なく正確に回転数を調整できる

 

S/N比120dBAのオーディオICをデュアル実装するオーディオ回路

フロント・リアそれぞれにRealtek「ALC 1220」を搭載。これによりスピーカー、ヘッドフォンいずれでもS/N比120dBAの高品位オーディオ再生が可能

ゲーミングPCで重要となるオーディオ回路には、フロント・リアそれぞれにS/N比120dBAのRealtek「ALC 1220」とヘッドホンアンプを実装する「Dualオーディオ」を採用。接続したヘッドフォン・イヤホンのインピーダンスを自動認識して、音量や歪みを抑える「Dual Smart Headphone Amp」にも対応し、スピーカー・ヘッドホン(イヤホン)いずれの環境でも高品位なサウンドを楽しむことができる。

それぞれのオーディオICにはインピーダンスを自動認識する「Dual Smart Headphone Amp」を搭載

またオーディオ品質やエフェクト、各種機能を設定できる「Sound Blaster X-Fi MB5ソフトウェア」や、最大0.3Vの昇圧ができる専用電源設計のUSBポート「USB DAC-UP 2」に対応する。

最大0.3Vの昇圧ができる「USB DAC-UP 2」。安定した出力が要求されるUSB DACの他、起動時に電力が必要になるUSB HDDにも好適とのこと

 

Kille E2500+IntelギガビットLANや「Durable Armor」などその他の機能をチェック

上位モデルでは「Killer E2500」とIntelチップのデュアルギガビットLANに対応

ネットワーク機能は「Killer E2500」IntelチップによるデュアルギガビットLANに対応。専用ユーティリティを使えば、アプリケーションごとに帯域幅の設定ができ、ゲームやストリーミングのラグを最小限に抑えることができる。

拡張スロットやメモリスロットには「Ultra Durable Armor」と呼ばれるメタルシールドを実装。DDR4メモリはDDR3メモリに比べてスロットの差し込みが硬くなったことから、メモリシールドはKaby Lakeユーザーから特に好評とのこと

またPCI-Express3.0(x4)接続のU.2/M.2、帯域幅10GbpsのUSB3.1 Gen.2 Type-Cなどの最新インターフェイスや、拡張スロット、メモリスロットの耐久性を向上させる「Ultra Durable Armor」、ハードウェアの障害をひと目で確認できる「Diagnostic LED」などの独自機能を搭載する。

拡張スロットには「Ultra Durable Armor」の他、スロットの抜けを防止するブラケットを実装 「Diagnostic LED」では、CPU/メモリ/VGA/HDDのどこに問題があるのかひと目で確認できる

 

展示されていたモデルを画像でチェック

最後に会場に展示されていたモデルを画像を中心に紹介していこう。なお各モデルの詳細はこちらのプレスリリースに詳しいので合わせて参照頂きたい。

国内発売中の製品では最もハイエンドになるゲーミング向け「GA-AX370-Gaming 5」。チップセットはAMD X370で、フォームファクタはATX。もちろんマルチグラフィックスに対応し、電源回路も充実しているため、オーバークロックやマルチグラフィックスのゲーミングPCを狙うならこちらがオススメだ
さらにこのモデルは唯一ECCメモリに正式対応するため、ワークステーション用途にも使用することができる
「GA-AX370-Gaming 5」から、「Killer E2500」とU.2を省略した「GA-AX370-Gaming K5」。こちらは国内投入予定ながら正式な日程や価格は未定
「(GIGABYTE)Gaming」シリーズに属する「GA-AB350-Gaming 3」(画像左)と「GA-AB350M-Gaming 3」(画像右)。いずれも国内発売済みで、チップセットはAMD B350を採用する
「Ultra Durable」シリーズに属する「GA-AB350M-D3H」(画像左)と「GA-AB350M-HD3」(画像右)。いずれも国内投入は未定
現在準備中のMini-ITXマザーボード「AB350N-Gaming WiFi」。詳細は不明ながらチップセットはB350で、無線LAN機能を搭載する

文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
日本ギガバイト株式会社: http://www.gigabyte.jp/

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