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“あのロゴ”を戴く初めてのマシン。誰でも憧れのハイレゾライフが手に入る、アビー「ADIVA」がお披露目


2015年4月23日 00:01 更新 2015年4月23日エルミタ取材班
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 アビー株式会社(本社:横浜市神奈川区)は2015年4月22日、PC製品として初めてハイレゾロゴが付与された本格派オーディオマシン「ADIVA」をデビューさせた。日本オーディオ協会の厳正なるハイレゾ定義に準拠するその完成度は要注目、この1台でお手軽にハイレゾライフを始めちゃおう。


アビーが手がける初のPC製品にして、業界初のハイレゾ正式認証マシン「ADIVA」

発表会場になったのは、オンキヨーの東京オフィスB1Fにあるマリンシアター。ちなみに1Fと2Fは関連ブランドである、ギブソン・ティアック・オンキヨーによる合同ショウルーム「Gibson Brands Showroom TOKYO」になっている

ハイクオリティなPCケースを世に送り出してきた、アビーの次なる新製品「ADIVA」はなんと完成型のオーディオPC。同社が手がける初めてのPC製品であるのはもちろんのこと、日本オーディオ協会の正式な認可を受け、あの「ハイレゾロゴ」が付与された初のPCでもある。
 異色の組み合わせとも思えるこの製品は、そもそもアビーの代表取締役社長坂口信貴氏が「ハイレゾの世界に触れて、その素晴らしさにすっかり打ちのめされてしまった」という(やや個人的な)キッカケから企画が誕生。ハイレゾ対応製品の取り扱いに加えて、ハイレゾ音源の配信でも国内最大手の一角であるオンキヨーに同氏が熱烈にラブコール、その全面協力を得て完成した。

アビーとして異色のプロダクトである「ADIVA」開発に至った経緯や、そのコンセプトを語る同社代表取締役社長の坂口信貴氏 ハイレゾ解説や実際のデモセッションを担当した、オンキヨー&パイオニアイノベーションズ株式会社ネットワークサービス本部コンテンツ部音楽コンテンツ課課長の黒澤拓氏

製品化にあたって重視したのは、とにかくハイレゾ体験の敷居を下げること。坂口氏自身が「音源はもちろん、ハードからソフトに至るまで対応製品で揃える必要があり、そもそもハイレゾ音質での試聴にすら苦労する」という難解さを経験したこともあり、ハイレゾ対応環境を丸ごとパッケージングして「音源をダウンロードするだけでハイレゾ体験ができる」という簡便さを狙った。これからハイレゾオーディオを始めようという、エントリーユーザーに最適な1台というワケだ。

ちなみにハイレゾ主流のFLACをはじめDSD(DoP/DSD over PCMで対応)にも対応。幅広いフォーマット対応はコアなオーディオファンにとっても魅力的といえる。

発表会場では、実際に「ADIVA」を使ったハイレゾデモも。ダイアナ・クラールの最新ナンバーから、ホルストの組曲「惑星」など、様々なハイレゾ音源が再生された

 

まさしくアビー製。DACサイズに合わせた完全新設計の肉厚アルミ筐体

上位モデルの「ADIVA K10」は、オンキヨー製DACのロングセラーモデルである「DAC-1000」が標準で付属。そのため、筐体デザインはDACジャストサイズに仕上げられている。ちなみ余談ながら、「ADIVA」のネーミングは「abee」と「DIVA」を掛けあわせた造語らしい

「ADIVA」の製品化にあたり、アビーでは筐体を完全新設計。後述するラインナップ上位の「ADIVA K10」がオンキヨー製D/Aコンバータ(DAC)「DAC-1000」を背負式で標準装備することもあり、筐体デザインはそのサイズにピッタリ合わせられている。

アビーらしさの香る肉厚アルミ合金製で、その主眼に置かれているのは徹底したノイズの軽減だ。パネル部分にはノイズを除去する旭化成の非磁性体シート「パルシャットMU」を貼り付け、電磁源にはノイズリダクション・セパレータを採用。パネルとの接地部には制振スポンジラバーシート、ネジに制振スポンジラバーワッシャ、足元にアルミ削り出しインシュレータを使用するなど、振動対策にもこだわった。
 また、筐体に収めるパーツには、ファンレス仕様のCPUオンボードマザーやSSDを採用。ゼロノイズ・ゼロスピンドル構成により徹底したノイズの排除を狙っている。

「ノイズ抑制シャシー」を謳う新設計の筐体は、アビーらしい肉厚のアルミ合金製。そのシンプルなデザインは、オンキヨー製プロダクトとも通じるものがある
筐体内部は、アビーのノウハウを活かしたノイズ対策を徹底。フレームやネジにも制振対策が施されたほか、パーツ構成を吟味してゼロノイズ・ゼロスピンドル仕様になっている パネルにも一工夫。旭化成製の非磁性体シート「パルシャットMU」により、外部ノイズの除去を狙った
背面は搭載マザーボードに最適化され、コネクタ位置もピタリ一致。そのため、残念ながらケースだけが単体販売されることはないとのこと

 

DACの乗った“2階建て”の上位機種&サウンドカード搭載モデルをラインナップ

オンキヨー製DAC「DAC-1000」とセットになった上位モデル「ADIVA K10」。同DACは2010年末に発売されたロングセラーモデルで、当時は8万円程度したという実力十分の中堅機だ

「ADIVA」の現行ラインナップは2製品。上位モデルにあたる「ADIVA K10」は、最大192kHz/32bitに対応する前述のオンキヨー製D/Aコンバータ「DAC-1000」をトップに乗せているのが特長だ。USBでDACに直結する仕組みのため、サウンドカードなどは不要。再生機器として、アンプ内蔵のパワードスピーカーとしては最高峰のモデルである、オンキヨー製の「GX-500HD」が標準で付属する。

主なスペックは、CPUがIntel Celeron J1900(4コア/2.0GHz)、メモリ4GB、ストレージ256GBなど。電源はノイズの少ないACアダプタで、光学ドライブとしてスロットインタイプのBlu-rayドライブも内蔵。OSはWindows 8.1 Updateを搭載している。

市場想定売価は税抜259,800円で、スピーカーレスモデルが税抜229,800円。なお、詳しい仕様はこちらのプレスリリースをチェックしておこう。

スピーカーには駆動力に優れたパワードスピーカー「GX-500HD」をチョイス。アンプ内蔵モデルとしては最高峰の製品で、2009年の発売以来いまだに売れ続けている USBでDACと接続されている「ADIVA K10」の背面。さすがスタジオ仕様の高級ケーブルが使われているが、もちろん民生品でも十分な高音質で鳴ってくれる
スタンダードモデル「ADIVA K1」は、DACの乗らないスッキリとした外観。内部にオンキヨー製の定番サウンドカード「SE-90PCI」が搭載されている

リーズナブルなスタンダードモデル「ADIVA K1」も同時発売。こちらは同一の筐体ながら、DACは非搭載。その代わりに、自作ユーザーにはもはや定番といえる、192kHz/24bit対応のオンキヨー製サウンドカード「SE-90PCI」が標準で搭載されている。

スペックは、CPUがAMD E1-2100 APU(2コア/1.0GHz)、メモリ4GB、ストレージ256GBなど。市場想定売価は税抜179,800円で、スピーカーレスモデルが税抜159,800円。こちらも詳細はプレスリリースを参照のこと。

なお、アビーの直販サイトアビーストアでは「GW期間のスペシャルプライス」として、「ADIVA K10」を20,000円引き、「ADIVA K1」を10,000円引きで販売している。

ハイレゾ再生に対応したメディアプレイヤーもプリインストール。フリーソフトである「foobar2000」をベースにアビーがチューンしたカスタム仕様で、音質や使い勝手が向上。圧縮音源のアップサンプリング機能もサポートしている 無線LAN経由でスマホ・タブレットから操作できるWebコントローラ「aLink(エーリンク)」が便利。ブラウザベースのソフトで、「ひょっとしたら一番開発に苦労したかも」とは担当者の談
こちらは現在開発中という最上位機種「ADIVA P10」。さらなる高級DACとのセットで、6月頃の発売を想定。ただし仕様や売価はまだ未定、今後のリリースに期待したい

取材&TEXT: GDM編集部 絵踏 一
アビー株式会社
http://www.abee.co.jp/
オンキヨー株式会社
http://www.jp.onkyo.com/
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