国内未発売ケース「ARC Mini R2/XL」など新製品多数登場。”Fractal Designプレミアムイベント”開催

2013.10.26 02:02 更新

2013.10.25 取材

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • google+
  • hatena
  • pocket

 Fractal Design(本社:スウェーデン)国内正規代理店の株式会社アスク(本社:東京都千代田区)は2013年10月25日、秋葉原にてFractal Design製品を体感できるプレミアムイベントを開催した。ここでは近日登場予定の「ARC Mini R2」「ARC XL」など、国内未発売のアイテムが多数展示されたイベントの模様をお伝えしよう。

今回で2回目となるFractal Designのユーザーイベント。冒頭では、同社のマーケティングディレクターJohan Borggren氏が登壇し、参加者からの質問にも真摯に受け答えしつつ、Fractal Designの成り立ちやこだわりについて解説を行った。なおFractal Designではユーザーの声を積極的に反映するため、今後、SNS連動ページの開設やユーザー参加型イベントの開催などに注力していきたいという。

Fractal DesignからはマーケティングディレクターJohan Borggren氏が参加 製品の解説を担当したのは株式会社アスク鈴木 聡
「COMPUTEX 2013」にて披露された、仮想現実カタログのデモも実施 Fractal Designでは、ユーザー参加型SNSページ「Friend of Fractal」を開設

 

360mmラジエターも搭載できる高拡張ミニタワー「ARC Mini R2」

360mm×1/240mm×1のデュアルラジエターを搭載できるミニタワーケース「ARC Mini R2」

今回最も注目を浴びていたのが、「COMPUTEX 2013」にてお披露目されたミニタワーPCケース「ARC Mini R2」だ。エアフローを重視した「ARC」シリーズの製品で、W210×D484×H405mmのコンパクト筐体ながら、着脱式のドライブベイを採用することで、トップに360mm×1、フロントに240mm×1の2台のラジエターを搭載できる高い拡張性を実現している。

一見すると標準的なミニタワーPCケースだが、5.25インチオープンベイ、2.5/3.5インチシャドウベイ、いずれも取り外し可能 マザーボードトレイ背面にはケーブル配線スペースと2.5インチシャドウベイ×2を備える

ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×2、2.5/3.5インチシャドウベイ×6、2.5インチシャドウベイ×2を装備。グラフィックスカードスペースは標準で220mm、上部HDDケージを取り外せば400mmまでサポートされ、現在発売されているほぼすべてのカードを収納することができる。

フロントパネルにラジエターを搭載する場合、2.5/3.5インチシャドウベイの底面ネジを外して、背面側のファンポートにドライブベイを移設する

冷却ファンはフロント吸気120mm×1(Silent Series R2/1,200rpm)、トップ排気140mm×1(Silent Series R2/1,000rpm)、リア排気120mm×1(Silent Series R2/1,200rpm)。トップI/OはUSB3.0×2、マイク×1、ヘッドフォン×1、3chファンコントローラー×1で、CPUクーラーは高さは165mm、ボトム配置の電源ユニットは奥行き220mmまで搭載できる。なお国内発売は11月8日で、市場想定売価は税込9,980円に設定されている。

全面メッシュパネルのトップ部。5.25インチベイは使用できなくなるが、360mmラジエターを搭載できる 拡張スロットは横4段+縦1段。USB3.0やeSATAのようなブラケット類を無駄なく装着できる

 

売価15,000円の高冷却フルタワー「ARC XL」も近日登場

「ARC」シリーズの最上位モデル「ARC XL」。E-ATX/XL-ATXに対応するフルタワーケースで、最大14台のストレージを搭載できる

「ARC XL」は、E-ATX/XL-ATXに対応するフルタワーPCケース。ドライブベイレイアウトは、5.25インチオープンベイ×4、2.5/3.5インチシャドウベイ×8、2.5インチシャドウベイ×2で、最大14台のストレージを搭載できる高い拡張性を実現。また「ARC Mini R2」と同様、着脱式のドライブケージを採用することで、フロント部へのラジエター搭載や最大480mmの拡張カード搭載スペースを確保できる。

2.5/3.5ドライブケージは縦/横を自由に切り替えて装着できる

冷却ファンは、フロント120/140mm×2(Silent Series R2/1,000rpm×1標準)、リア140mm×1(同)、トップ120/140mm×3(同)。拡張スロットは9段で、トップI/OはUSB3.0×2、USB2.0×2、マイク×1、ヘッドフォン×1、3chファンコントローラーを実装する。

冷却ファンは140mm×3を標準装備。担当者によれば、ラジエターを搭載できるようにあえてファンポートの一部は開けてあるとのこと

外形寸法は、W232×D552×H572mm、重量13.8kg。なおCPUクーラーは高さは180mm、ボトム配置の電源ユニットは奥行き345mmまで対応する。こちらも国内発売は11月8日予定で、市場想定売価は税込14,480円。
 

アスク、満を持して電源ユニットの国内取扱開始。第1弾は500Wから1,000Wの3シリーズ4モデル

アスクの担当者によれば「この1年でFractal Design製ケースの認知度は十分高まった。これからは電源ユニットにも注力をしていく」とのこと

株式会社アスクとFractal Designの国内代理店契約締結から約1年。この度、アスクが満を持して電源ユニットの取り扱いを開始する。第1弾モデルとして発表されたのが、「Integra R2」「Tesla R2」「Newton R3」 の3シリーズ4モデル。いずれも発売は11月上旬を予定している。

「Integra R2」 シリーズは、500Wと750Wの2モデル展開

「Integra R2」 シリーズは、80PLUS BRONZE認証を取得したスタンダードモデル。奥行を140mmに抑えたショートサイズモデルで、冷却ファンは120mmのスリーブベアリングを採用。温度状況に合わせて回転数を変更する自動制御機能を備えており、静音性にも配慮した。なお電源容量は500Wと750Wの2モデルが用意される。

「Tesla R2」シリーズは、今後ホワイトカラーモデルの取り扱いも予定されている

「Tesla R2」シリーズは、80PLUS GOLD認証を取得したハイエンドモデル。電源容量は650W、+12Vは1レーン54Aの高出力を誇り、マルチグラフィックスにも対応する。また静音仕様の135mmボールベアリングファンの採用することで、静音性と冷却性能を両立させた。ケーブルはこちらも直結式で、外形寸法はW150×D165×H86mm。なおこのモデルについては、ホワイトカラーのバリエーションモデルの取り扱いも予定されているとのこと。

80PLUS PLATINUM認証を取得したフラグシップモデル「Newton R3」 シリーズ。本体カラーはホワイトで電源容量は1,000W

「Newton R3」シリーズは、80PLUS PLATINUM認証を取得したフラグシップモデル。冷却ファンは長寿命ボールベアリングを備えた口径135mmで、内蔵温度センサーによる自動制御機構を搭載。温度が低い場合にはファンを完全に停止するファンレス稼働となるため、静音性を重視したシステムに最適とのこと。
 また今回取り扱う製品の中では、唯一セミモジュラー式を採用するのも特徴。構成パーツが多く配線が煩雑になりがちなハイエンド構成でも、エアフローを阻害することなくシステムを構築することができる。

文: GDM編集部 池西 樹
Fractal Design: http://www.fractal-design.com/
株式会社アスク: http://www.ask-corp.jp/

totop