エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1659
2026.05.01 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからはVision 330 CR ARGBの冷却構造を詳しく見ていこう。まずトップパネルに装着されたマグネット固定式ダストフィルターを取り外すと、ハニカム状にパンチング加工された通気孔の内側に、3本のスリット式ネジ穴が確認できる。ここには120mmファン3基、または140mmファン2基を増設可能だ。
さらにラジエーターは120 / 140 / 240 / 280 / 360mmサイズが搭載可能。フロントパネルは曲面強化ガラスだけに、オールインワン型水冷ユニットを組み込むユーザーのほとんどが、トップパネルをラジエーターの設置場所として選択することになるだろう。
マザーボードトレイの右手には、サイドファンが標準装備されている。搭載されているのは「120mm Infinity ARGB リバース PWMファン」2基で、アドレスRGB搭載のリバースファンだ。ちなみに回転数は1,500rpm、騒音値は24.9dBAとされる。なお120 / 240mmサイズラジエーターへの換装にも対応している。
リア上部には、出荷時より120mm Infinity ARGB PWMファン(1,500rpm / 21.8dBA)が装備されている。ネジ穴を確認すると、固定位置の調整ができるスリット式を採用。140mm換装用のネジ穴も装備されていた。ただしラジエーターの搭載はサポートされていない。
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| 120mm Infinity ARGB PWMファンのインペラ数は9枚。美しいイルミネーションの様子は後ほど確認する |
ボトム面にも、出荷時から3基の120mm Infinity ARGB リバース PWMファンが標準装備されていた。サイドに2基、リアに1基を加えると、合計6基もの冷却ファンを備える構成になる。ここまで揃えて市場想定売価税込約13,000円という価格設定を見れば、Vision 330 CR ARGBが高いコストパフォーマンスを狙ったモデルであることは言うまでもない。
搭載ファンは右サイドと同じく、吸気向けの120mm Infinity ARGB リバース PWMファンだ。回転数は最大1,500rpm、騒音値は24.9dBAとされている。十分な冷却体制が揃う一方で、中堅クラスのPCケースでは珍しくないファンハブは省かれており、ファンケーブルとARGBケーブルがやや煩雑な状態で収められている点は、価格とのバランスを取った割り切りと言えるだろう。自作経験の浅いライトユーザーは、若干戸惑うかもしれない。
なお、このボトム面は140mmファン2基への換装にも対応する。ただしラジエーターの搭載はサポートされていない。

