エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1659
2026.05.01 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからはパッケージから本体を取り出し、Thermaltake「Vision 330 CR ARGB」の外観を見ていこう。今回試用したのはブラックモデルだ。
出荷時には、曲面強化ガラスの右下に「Pull to open」と書かれたタグが貼られている。ヒンジ付きガラスパネルの開け方を示すもので、初回はここをつまめばスムーズに操作できる。開閉機構を把握する意味でも、最初に試しておきたいポイントだ。
真正面から眺めると、フロントパネルのほとんどが強化ガラスで構成されている。組み込み前の状態でもリア側まで見通せるほど開放感があり、どんな構成で仕上げるか想像するだけでも楽しい。まさに“魅せるPCケース”らしい作りだ。
右端の縦列パネルにはプラスチック素材を採用し、上部にはThermaltakeのロゴを配置。ヘアライン加工風の表面処理も加わり、ガラス一辺倒になりがちな前面デザインをうまく引き締めている。
フロントパネルは見た目重視でスッキリ仕上げられているため、操作系やポート類はトップパネル右側へまとめられている。手前から順に、Powerスイッチ、Resetスイッチ、ヘッドホン/マイク端子、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.2 Gen 2 Type-Cという並び。必要なものはしっかり揃っており、使い勝手も悪くない印象だ。
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| USB 3.2 Gen 2×2 Type-C用コネクタ | USB 3.2 Gen 1 Type-A用コネクタ |
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| フロントパネル用コネクタ | HDオーディオ用コネクタ |
スイッチ類や各種ポートが集約されたトップパネルを見ていこう。ここでまず目に入るのが、大判ダストフィルターの存在だ。マグネット固定式のメッシュフィルターは、実測で幅約215mm、奥行き約385mm。シャーシ面の通気孔をしっかり覆うサイズ感で、ホコリ対策とメンテナンス性の両立が意識されている。なお、トップパネルに搭載可能な冷却ファンやラジエーターについては、次のセクションであらためて触れていきたい。

