エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1693
2026.09.19 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
「arkhive Creator Limited CL-A9G59R FE」に組み込まれるマザーボードは、AMD X870チップを搭載するASRockのクリエイター向けモデル「X870 Taichi Creator」だ。
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80A Smart Power Stageと20Kブラックコンデンサによる合計21フェーズの強力な電源回路を備え、Ryzen 9 9950X3D2に余裕をもった電力供給が可能。高品質な8層PCBや配線の最適化により、メモリクロックは最大8,000MHzまでをサポートしている。
PCI Express 5.0対応スロットを含めてM.2スロットは合計4基を備え、そのすべてにヒートシンクを装備。拡張スロットもPCI Express 5.0に対応するほか、脱着容易なクイックリリース機構付きだ。
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| ASRock「X870 Taichi Creator」のリアインターフェイス |
さらに大容量データをやり取りすることが多いクリエイター向けを考慮し、ネットワークは10ギガビットLANと5ギガビットLANのデュアル有線LANと、最新のWi-Fi 7に対応。帯域幅40GbpsのUSB4や5V電源の安定供給が可能なUltra USB Powerポートなど、合計23基(リア×12/フロント×11)のUSBポートを備える点も見逃せない。
ちなみにカスタマイズメニューでは、主要メーカーのAMD X870およびAMD X870E搭載モデルを豊富にラインナップ。30モデル近くの選択肢から選ぶことが可能だ。
標準構成におけるメモリは、CORSAIR「VENGEANCE RGB DDR5」シリーズの64GB(32GB×2)キット「CMH64GX5M2D6000Z40」だ。選別チップを採用した6,000MT/s対応のオーバークロックメモリで、独特なデザインのアルミ製ヒートスプレッダを装備。トップには10ゾーンのARGB LEDバーも備えている。ちなみにこのARGB LEDは、「CORSAIR iCUE」を使用してARGBファンなど他のCORSAIRデバイスとの同期が可能だ。
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| デュアルチャネル仕様で合計64GBを搭載。ARGB LEDバーはソフトウェアで他デバイスと連動したライティングを設定できる |
なお評価機には、同シリーズに属する5,600MT/s動作の64GBキット「CMH64GX5M2B5600Z40K」が搭載されていた。カスタマイズメニューではダウングレード・アップグレードともに多数の選択肢が用意されており、容量も64GBより大きい96GBや128GB構成を選択できる。
ただしオーバークロックメモリを選択した場合は、OCプロファイルではなくSPD設定で出荷される点には注意。メモリのパフォーマンスを最大限に発揮させるには、ユーザー側で簡単なUEFI設定を行う必要がある。
「arkhive Creator Limited CL-A9G59R FE」は最新機能を満載したマザーボードがチョイスされていることもあり、ストレージも最新のPCI Express 5.0対応のSamsung「9100 PRO」シリーズが標準構成になっている。
標準搭載のモデルは容量4TBの「MZ-VAP4T0B-IT」で、転送速度はシーケンシャル読込最大14,800MB/s、同書込13,400MB/s、ランダム読込最大2,200,000 IOPS、ランダム書込最大2,600,000 IOPSというものだ。
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なおカスタマイズメニューでは、PCI Express 3.0/PCI Express 4.0世代のモデルや低容量モデルへダウングレードすることで、予算を抑えることも可能。その一方で標準ではシステムドライブしか搭載されていないため、必要に応じてデータ用として追加のM.2 SSDや最大24TBが選べる大容量HDDなどをオーダーしてもいいだろう。
電源ユニットはASRockの人気シリーズ「Steel Legend」に属する、1200Wの大容量モデル「Steel Legend SL-1200G」が組み込まれている。80PLUS GOLDとCybenetics PLATINUM認証を取得した、ATX 3.1/PCI Express 5.1に対応する最新仕様のフルモジュラー電源ユニットだ。
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信頼性に優れた日本メーカー製コンデンサを100%採用するなど、「Steel Legend」シリーズらしい信頼性重視の設計が特徴。USBデバイスへの安定した電力供給が可能な独自の「+5Vブーストモード」は、多数の周辺機器を扱うクリエイターやストリーマーには特に嬉しい機能だ。
冷却機構はStriped Axialファンブレードを採用した135mm FDBファンを搭載。LAMBDA認証「A」も取得しており、わずか20~25dBAで動作する優れた静音性も特徴と言える。
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| ボトムのPSUシュラウド内に組み込まれた「Steel Legend SL-1200G」。標準構成では不要なSATA電源ケーブルもあらかじめ取り回されているため、ユーザー側でHDD/SSDを追加する際の苦労は最小限で済む |
なお、標準グラフィックスカードがGeForce RTX 5090ということもあり、カスタマイズメニューに並んでいるのは1200W以上の大容量モデルばかり。基本的に変更の必要はないが、好きなメーカーの製品や実施中のキャンペーンなどに合わせて、最適なモデルを選びたい。

