エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1683
2026.08.06 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:pepe
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各種ベンチマークテストによるパフォーマンス検証が一段落したところで、本稿では「GK2-995X3D858」が搭載するクーラーの冷却性能をチェックしていく。360mmラジエーターのオールインワン型水冷ユニット「ST-AIO360_LL WH」と、デュアルファンクーラーを備えたGeForce RTX 5080グラフィックスカードの高負荷時における挙動をストレステストで検証する。
なお、CPUクーラーのストレステストには「Cinebench 2026:Minimum Test Duration:30 minutes」、グラフィックスカードには「3DMark Speed Way Stress Test」を使用し、動作クロックと温度を「HWiNFO」で計測した。(室温27℃)
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まずはCPUの結果から見ていこう。動作クロックは5.0GHz~5.2GHz前後で安定しており、しっかりRyzen 9 9950X3Dのパフォーマンスを引き出せているようだ。CPU温度も最大で65℃と、CPUの最大温度である95℃までかなりの余裕がある。「ST-AIO360_LL WH」は、問題なくRyzen 9 9950X3Dを冷やし切れていることが分かった。
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続いてグラフィックスカードを見ていくと、動作クロックは2,700MHz前後をマーク。カード公称のブーストクロックを安定して上回っている。GPU温度も75℃前後とまったく問題なし。ファン回転率も6割ほどと余裕があり、GeForce RTX 5080を十分に冷却できているようだ。
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そしてストレステスト中の騒音をデジタル騒音計で計測したところ、高負荷時に最大約47dBAをマーク。概ね43.3~45.5dBA程度で動作しており、それほど耳障りに感じることはなかった。グラフィックスカードのファン稼働率が上がると騒音が増していく傾向があるほか、1,000rpm程度で常時稼働している3連ボトムファンもシステム内で音が目立つエリア。さらなる静音化を狙う場合は、ケースファンの調整が最も効果が見込めそうだ。
最後は「GK2-995X3D858」が動作していた際の消費電力をチェックし、各種検証を締めくくろう。ストレステストの「3DMark Speed Way Stress Test」を動作させた際を高負荷時、起動後10分間何もせず放置した際の最低値をアイドル時として、それぞれワットチェッカーで計測を行った。
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フルロード時は概ね490~500W程度で動作しており、最大でも約540W程度で収まった。1200Wの電源ユニットを搭載する「GK2-995X3D858」にとっては、システム負荷率にして50%以下。電源変換効率の面で理想的な環境で動作していたほか、余裕たっぷりな挙動から、長期間運用した場合でも不安定になる心配はまったくなさそうだ。
昨今はPCケース内部に組み込めるディスプレイが複数登場し、PCをデコレーションする新たな要素として広がりつつある。もっともこうしたトレンドは、コアな自作PCマニアを中心としたもので、一般ユーザーにとって導入のハードルは、いまだ高いままだ。
なんと「幻界2」は、そんな尖った魅せ要素をBTOの標準装備にしてしまった。しかも搭載するのは、360mmラジエーターとほぼ同サイズの巨大ディスプレイ。さらにMSIとタッグを組んだ認証コラボモデルという“特権”から、単体販売に先駆けて採用することに成功している。
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こうした芸当が可能なのも、代理店として様々なメーカーと強固なコネクションを築いている、株式会社アイティーシーを母体とするストームならでは。さらに「幻界2」を構成するのは、特注の背面コネクタマザーボードや同様にケーブルを隠した特別仕様のグラフィックスカード、短チューブ仕様の曲面OLED搭載水冷ユニットなど、どれも一般には手に入らないパーツばかりだ。
AMD B840ベースのシステムとあって、PCI Express 5.0に対応しなかったり最新の高速インターフェイスがないといった、欠けている要素もなくはない。しかし「美しく魅せる」ことを目的としたパーツがここまで結集したマシンは唯一無二、異例の巨大ディスプレイも絡めた“究極の自己表現”を存分に楽しみたい。
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提供:株式会社アイティーシー
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