ショップ公認 hermitage akihabara since1997 ショップ公認 hermitage akihabara since1997

最終更新日 2023年10月2日 11:30

  • レビュー
  • エルミタ取材班
  • 自作PCパーツ
  • PC・ノート・BTO
  • モバイル
  • 告知・キャンペーン
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • SHOPリスト
  • AMD
  • MSI
  • Thermaltake
  • サイコム
  • CFD
  • ASUS
  • GIGABYTE
  • ツクモ
  • アーク
  • Crucial
  • CORSAIR
  • Fractal Design
  • Cooler Master
  • 街ネタ

トップ > レビュー > インタビュー

エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.14

日本ギガバイト新社長、かく語りき。「GIGABYTEはあなたの望みを叶えます」

2013.01.31 更新

文:GDM編集部 Tawashi/絵踏 一

  • rss
  • Twitter
  • Facebook
  • hatena
  • pocket

山場は6月のIntel 8シリーズ? GIGABYTE製マザーボードの2013年について

GIGABYTE 昨年6月に開催されたCOMPUTEX2012で発表となった「Ultra Durable 5」。GIGABYTEが絶対の自信を持って提供するオリジナル機能の柱だ
  • 編集部:
     それでは、ここからは2013年のGIGABYTE製マザーボードについてお聞きします。まずはラインナップですが、昨年に比べてどのように変化していくでしょうか。
  • Henry氏:
     ではミドルレンジからハイエンドに属する製品からお話ししましょう。ご存知の通り、昨年誕生した「Ultra Durable 5」(エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.174 GIGABYTE「Ultra Durable 5」採用 「IR3550 PowIRstage」は本当に低発熱か?)。こちらを継続して打ち出していきます。具体的には、同機能を採用するモデルをミドルレンジ帯まで広げていきます。
     ミドルレンジからエントリークラスの製品については、新たに「HD」シリーズを作りました(エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.201 GIGABYTEのミドルレンジ「GA-Z77X-UD4H」で常用オーバークロックを試す)。同シリーズのコンセプトはHDMIとDVI、D-Subも含め3系統のディスプレイ出力が用意されたハイコストパフォーマンスという点です。
     従来から定評のある「Dual UEFI BIOS」(BIOS ROMを2基搭載することで、万が一障害が発生した場合でもサブROMによって自動的にシステムを修復できる)は、マザーボードに一番大切な安定性を提供するうえで非常に重要で、これからも積極的に採用していきます。
     さらに先日開催された2013 INTERNATIONAL CESで披露したデュアルThunderboltマザーボードによる4K解像度コラージュテクノロジーですね(リリース:GIGABYTE、CES 2013でデュアルThunderboltマザーによる4K解像度のコラージュテクノロジーを披露)。こういった最新の技術についても引き続き積極的に取り込んでいきたいと考えています。
GIGABYTE
「Ultra Durable 4」の持つ機能を継承しつつ「IR3550 PowIRstage」と大容量フェライトチョークを採用した「Ultra Durable 5」
  • 編集部:
     ではGIGABYTEの品質基準「Ultra Durable 5」について。昨年の6月にCOMPUTEXで発表され、その後に製品化されてからはというもの、市場からも大変評価されています。少し気が早いですが「Ultra Durable 6」の予定などあるのでしょうか?
GIGABYTE GIGABYTE
「Ultra Durable 5」に準拠した上位モデル「GA-Z77X-UP5 TH」。CPUソケット周りには最高60A出力に対応する フェライトチョークが12基配置されている こちらが「Driver IC」「High side MOSFET」「Low side MOSFET」の機能を1パッケージ化したICチップIR製「IR3550 PowIRstage」。1フェーズあたり60A、8フェーズ合計で480Aの高出力を実現する
  • Henry氏:
     2006年に初めて導入された「Ultra Durable」。我々は「Ultra Durable 1」と呼んでいますが、おかげさまで2012年には「Ultra Durable 5」まで続いてきました。正直なところ「Ultra Durable 6」についての具体的な予定はありません。今年に関して言えば、まずはハイエンドモデル中心だった「Ultra Durable 5」をミドルレンジクラスの製品にもどんどん採用していくのが目標となります。
  • 編集部:
     ラインナップで言えば、やはり今年の山場は6月に登場予定のIntel 8シリーズ(Lynx Point)となりそうですが、そのあたりはいかがでしょう。
  • Henry氏:
     そうですね。準備は進めています。特にハイエンドクラスの製品でゲーマー向けの「G1」シリーズやオーバークロックに特化した「UP7」などがありますが、世代交代の際には皆さんを驚かせることができるような製品を考えています。
  • 編集部:
     それは気になりますね。もう少し具体的にヒントを貰えますか?
  • Henry氏:
     秘密です(笑)。いや、ご存知かと思いますが、Intel 8シリーズの正式お披露目はおそらく6月のCOMPUTEX 2013でしょう。残念ながら、それまではお話しできないことになっています。
GIGABYTE ゲーマー向けやオーバークロックに特化したシリーズでなにや隠し玉がある様子。それが新モデルなのか、新機能なのかが分かるには、もうしばらくの辛抱が必要だ
  • 編集部:
     分かりました。まずは6月を楽しみにしています。
  • Henry氏:
     基本的には現在のIntel 7シリーズの延長にある製品ですので、ラインナップもそれに準拠したものとなる予定です。しかし、さらにゲーマー向けの「G1」シリーズやオーバークロックに特化した「UP7」、さらにはクラウドや工業用、小型PC用などにも特化したラインナップも幅広く充実させていく予定です。
  • 編集部:
     昨年後半からですが、GIGABYTEはもちろん他のメーカーも含めMini-ITXフォームファクタの製品が非常に増えてきました。日本ではもともと人気のあったジャンルですが、ワールドワイドでなにか変化があったのでしょうか。このあたりの理由をお聞かせください。
  • Henry氏:
     確かに増えていますね。自作PC市場としてまず言えるのは、ユーザーさんの多様化です。昔に比べて小さくても高性能ですので、この種のシステムを好む方も増えてきたといえるでしょう。
     また、これは1例ですが、ドイツの銀行で使われているATMや自動車メーカーの特殊なPC、監視システム向けのPCなどにGIGABYTE製のMini-ITX対応マザーボードが採用されはじめています。
  • 編集部:
     CESで展示されていたThin Mini PCについて。こちらは具体的な発売予定などあるのでしょうか。
  • Henry氏:
     ええ、前向きに検討しています。この手の製品は周辺機器との連携も必要だと思っています。そのあたりも慎重に判断しながらになるかと思います。ただ、ベアボーンのような状態で販売するかどうかは未定ですね。
  • 編集部:
     小型と言えば、別にIntelが提唱するNUC(Next Unit of Computing)がありますよね。こちらの規格に沿った製品などは開発しているのでしょうか。
  • Henry氏:
     はい、やっています。安定性についてはUltra Durable技術を採用することでクリアすることができますが、このような小型のプラットフォームでネックとなるのが拡張性、それと温度(放熱)です。いくつか問題はありますが、製品化に向けて開発は続けています。
  • 編集部:
     AMDプラットフォームについても聞いておかなければなりません。2013年、動きはありそうですか?
  • Henry氏:
     現時点では目新しい情報は入っていません。昨年同様のラインナップを継続していくこととなります。Socket FM2について言えば、もうしばらくはソケットを変えないで(笑)と言いたいですね。
     もっともAMDは自作PC市場では元気がないように見えますが、ARMなど別の分野にもビジネスを広げていますので、この先トータルで考えた場合にはまた違った結果が出るかもしれません。
GIGABYTE GIGABYTE
ショップに並ぶGIGABYTE製マザーボード。人気メーカーのため、陳列棚のスペースもドーンと広く取ってラインナップを見せている
次のページ
この際聞いてみよう、マザーボードって何人で作る?
  • << 前のページ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページ >>
  • 前の記事
  • 記事一覧
  • 次の記事

RELATED ARTICLE 関連記事

  • # MSI「MAG CORELIQUID M360」検証。コストパフォーマンスと冷却…
  • # SAPPHIRE自慢の超静音トリプルファンクーラーを搭載する「Radeon RX…
  • # これで全てが分かる。MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」徹…
  • # あふれる高級感と高性能!MSI×メルセデスによるコラボゲーミングノート「Stea…
  • # すべてが変わる!組み立て作業が劇的に進化するCORSAIR「iCUE LINK」…
  • # ロープロファイル最強グラフィックスカード、GIGABYTE「GeForce RT…

CLOSE UP

  • 2023年10月2日
    MicroATXフォームファクタ対応のPlayStation 5専用ウォーターブロックがEKWBから
  • 2023年10月2日
    USBメモリサイズの極小ポータブルSSD、バッファロー「SSD-PSTU3-BA」シリーズに500GB版
  • 2023年10月2日
    GoogleのGboardチームから提案の珍キーボード、この「Gboard 帽バージョン」はどう使う?
  • 2023年10月2日
    30Kオプティカルセンサー採用の軽量ワイヤレスゲーミングマウス「Razer Viper V3 HyperSpeed」発売
  • 2023年10月2日
    5万円台で買えるMicrosoft 365 Personal搭載の14型フルHDノートPCが登場
WHAT'S NEWを見る

CLOSE UP

  • 2023年9月30日
    MSI「MAG CORELIQUID M360」検証。コストパフォーマンスと冷却性能は両立できるのか
  • 2023年9月27日
    SAPPHIRE自慢の超静音トリプルファンクーラーを搭載する「Radeon RX 7800 XT/7700 XT」グラフィックスカード検証
  • 2023年9月25日
    これで全てが分かる。MSI「MPG GUNGNIR 300R AIRFLOW」徹底解説
  • 2023年9月22日
    あふれる高級感と高性能!MSI×メルセデスによるコラボゲーミングノート「Stealth 16 Mercedes-AMG A13V」シリーズ検証
  • 2023年9月19日
    すべてが変わる!組み立て作業が劇的に進化するCORSAIR「iCUE LINK」を試してみた

LANGUAGE

RANKING

  • 1

    秋葉原PCパーツ系STAFFに聞きました。「リフレッシュレートはいくつですか?」

  • 2

    日本AMD、Ryzen 7 5700Xなど新CPU計5モデルの国内発売日と市場想定売価をアナウンス

  • 3

    最高5.50GHz駆動の”SPECIAL EDITION”、Intel「Core i9-12900KS」の実力検証

  • 4

    パソコン工房「超 新生活スタートセール」が本日よりスタート

  • 5

    RAPID IPSと37.5型曲面の豪華仕様ゲーミング液晶、MSI「Optix MEG381CQR Plus」を試す

BACK NUMBER

  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年11月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月
  • 2009年3月
totop

hermitage akihabara

https://www.gdm.or.jp

  • twitter
  • facebook
  • RSS
GdM
  • レビュー
    • インタビュー
    • 一点突破
    • 使ってみた
    • 撮って出し
    • 特別企画
  • ニュース
    • リリース 国内
    • リリース 海外
    • BTO
    • モバイル
    • 募集
    • イベント
    • 業界動向
    • 価格改定
    • 見出し斜め読み
    • キャンペーン
    • 障害情報
    • BTO
    • オーディオ
    • ガジェット
    • ディスプレイ
    • デスクトップPC
    • ノートPC
    • 入力デバイス
    • 携帯端末
    • その他
  • エルミタ取材班
    • その他
    • イベント 取材
    • コレオシ
    • ボイス
    • 取材ネタ
    • 展示会
  • 特価品情報
  • アキバ価格表
  • データベース
  • ショップリスト
  • エルミタージュ秋葉原とは
  • 情報・リリース窓口
  • 広告掲載希望のお客様へ
  • お問い合わせ
  • 制作物一覧
Copyright © 1997-2023 GDM All rights reserved.