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最終更新日 2021年1月25日 13:46

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エルミタ的業界インタビュー「オピニオン」 Vol.14

日本ギガバイト新社長、かく語りき。「GIGABYTEはあなたの望みを叶えます」

2013.01.31 更新

文:GDM編集部 Tawashi/絵踏 一

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 アメリカ・ラスベガスで開催された「2013 INTERNATIONAL CES」も終了し、台湾での旧正月が始まるまでの間は、実に多くのメーカー各社の幹部が日本を訪れる。マザーボードやグラフィックスカードの取り扱いでは世界でも屈指のメジャーブランドであるGIGABYTE TECHNOLOGYも例外ではなく、台湾本社からVice PresidentのHenry Kao氏(以下:Henry氏)が来日。このたびエルミタでは、日本ギガバイトの協力により多忙な同氏へのインタビューを行う機会に恵まれた。
 2013年1月よりHenry氏自身が本社副社長と日本ギガバイト社長を兼任、今後の日本市場を直接担当することとなったと聞く。そのあたりも踏まえ、今回はGIGABYTEの2013年をテーマに、気になる質問をぶつけてみた。早速その模様をお伝えする。
GIGABYTE GIGABYTE台湾本社の副社長を務め、日本ギガバイトの社長も兼任となるHenry Kao氏。かつては台湾のSONYでVAIOシリーズを手掛けた経験もあり、日本とのビジネスにおいても独自の視点を持つ

今回来日したのは、GIGABYTE台湾本社の副社長を務めるHenry Kao氏。ほかにセールス部門のTeresa Ping氏。東アジアを担当する営業部門のAnthony Liao氏の3名。また、日本側からは昨年まで台湾本社でプロダクトマネージャーを務め、この1月から日本ギガバイトで国内市場を担当する中村 広志氏。マーケティング部のYi-lin Wang氏が参加してくれた。

GIGABYTE

Deputy Division Director(Japan & Korea)Asia Sales DivisionのTeresa Ping氏は、ひと月に台湾、日本、韓国を目まぐるしく飛び回る

GIGABYTE

Specialist III Marketing Department East Asia Sales Division Service & Marketing CenterのAnthony Liao氏

GIGABYTE

台湾本社から日本勤務となった日本ギガバイトの中村 広志氏。アキバのショップ店員にも顔が広い

GIGABYTE

日本ギガバイト マーケティング部のYi-lin Wang氏

組織を一新。本社副社長の直轄となる日本ギガバイト

  • 編集部:
     はじめに、日本のみなさんにHenry氏の自己紹介をお願いできますか?
  • Henry氏:
     私はGIGABYTE台湾本社でワールドワイドのリテール向けマザーボードを担当する副社長をしており、セールスおよびマーケティング関連の総指揮を執っています。GIGABYTEに入る前の1996年には、台湾のSONYでVAIOシリーズのプロモートを手掛けていた時期もあります。その後2001年よりGIGABYTEですので、今年で12年目になりますね。
     最初は開発研究のマネージャーとして加わり、セールス部門や生産管理の責任者を務めてまいりました。現在のポジションは8年ほど続けています。
  • 編集部:
     今回の来日の目的をお聞かせ下さい。
  • Henry氏:
     昨年末ですが、弊社としては大きな組織変更を行いました。それに伴い日本ギガバイトの社長に私自身が就任しました。本社の副社長でもあるので兼務です。来日したのは、こうして日本の皆さんにご挨拶をさせていただくのと、日本ギガバイトの組織を改めて引きしめるというのが目的です。
  • 編集部:
     副社長自らが日本ギガバイトの社長になられたということですが、本社サイドから見た日本市場はそれだけ重要ということでしょうか?
  • Henry氏:
     その通りです。非常に重要視しています。我々の認識としては、日本は特にハイエンドの製品に対する要求が高い市場だと考えています。また日本のユーザーのみなさんもハイエンドに対する関心が高い。日本市場で成功するかどうかはワールドワイドで成功するかどうかの手がかりになると考えています。
GIGABYTE 頂いた名刺は台湾本社のものと新調された日本ギガバイトのものが2種類。台湾語表記の社名もギガと読める
  • 編集部:
     2012年は世界市場においても景気停滞が目立つ1年でした。自作PC市場への影響はいかがでしたでしょうか?
  • Henry氏:
     確かに良くありませんね。ただ、そういった状況下でもGIGABYTEとしては昨年度約20%の成長を遂げています。悪いといわれる市場でも、成長できる力強さを備えているといえます。
  • 編集部:
     では、売り上げ規模や日本以外に注目している国や地域はどこでしょう。
  • Henry氏:
     それは中国をおいて他にはありません。ここ数年の経済成長率や市場のもつポテンシャルを考えると外せません。GIGABYTEとしても、この6年間で約5倍の成長をしています。
     もうひとつ注目の理由としては、先ほど日本ギガバイトの社長就任をお話しましたが、中国支社においても総責任者としてのポジションに就いています。そういった意味でも重要です。
  • 編集部:
     なるほど。一方で昨年は世界のメーカー各社が、中国からアジアの第三国に相次いで製造拠点移転している、いわゆる“中国離れ”にも注目が集まりました。GIGABYTEとして、そのあたりはどう考えていますか?
  • Henry氏:
     おっしゃる通りで、その点は我々もしっかりと把握しています。中国の労働コストが上昇し、日本のメーカーさんをはじめ各社が生産拠点を移動するという動きがありますが、弊社としては品質や効率性の観点から、まずは中国国内における生産拠点は維持する方向で考えています。そのためのノウハウも持っています。
  • 編集部:
     一部パーツメーカーでは、台湾本社近辺に工場を建設するという動きもありますよね。
  • Henry氏:
     はい。もちろんGIGABYTEにも中国の生産拠点のほか、台湾本社の近くに工場があります。
  • 編集部:
     それは工場によって扱うモデルが異なるのでしょうか。ハイエンドモデルは台湾工場で生産というような。
  • Henry氏:
     日本のメーカーでもそうですが、国内生産をウリとする場合があります。パーツ市場で言えば、マザーボードなどは台湾のメーカーですから“メイドイン台湾”の製品が支持されるのではないでしょうか。
  • 編集部:
     ただ、その点は日本にいるとあまり感じないと言いますか、アピール不足のように思えます。
  • Henry氏:
     逆にお聞きしますが「GIGABYTEのこのモデルは台湾製造だ」というのは、日本のユーザーさんへアピールしたほうがよいでしょうか?
  • 編集部:
     可能ならしっかりアピールしたほうが良いと思います。日本のユーザーは、そういった点にもこだわりますから。
  • Henry氏:
     分かりました。今後の参考にさせていただきます。
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マザーボードにとってスマホやタブレットの普及は大歓迎
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