エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1660
2026.05.04 更新
文:編集部 絵踏 一/検証:池西 樹/撮影:松枝 清顕
まずはDDR4メモリと比較し、DDR5メモリがどこまでパフォーマンスを発揮するかを見ていこう。ベンチマーク・モニタリングソフトウェア「AIDA64」に収録されている、メモリ関連のベンチマークを実行。メモリ本来のスペックであるDDR5-5600とDDR4-3200に加えて、それぞれJEDEC準拠の設定でも計測を行った。
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Socket AM4(DDR4-2133/3200)とSocket AM5(DDR5-4800/5600)のメモリ帯域を比較すると、その差は一目瞭然だ。レイテンシはDDR5のメモリタイミングが緩いためDDR4-3200が最も高速になったものの、メモリスピードの違いを活かして転送速度はDDR5が圧倒。DDR4-3200とDDR5-4800ではReadやCopyは25%以上、Writeは2倍以上高速なパフォーマンスを発揮した。
ちなみにAMD Socket AM4や一部のIntel LGA1700マザーボードはDDR4メモリを採用しているため、これらの環境でメモリをアップグレードする際は必然的にDDR4メモリを選択することになる。その場合でもなるべくメモリスピードが高速なモデルを選択することで、より快適な動作が期待できることが分かった。
次はIntel LGA1851およびAMD Socket AM5プラットフォームにおける、DDR5メモリのパフォーマンスを見ていこう。テストには「AIDA64」と「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」ベンチマークを使用し、CORSAIR「CMH32GX5M2B5600Z36K」の定格であるDDR5-5600に加えて、JEDEC準拠のDDR5-4800でも計測を行っている。
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「AIDA64」の結果を確認すると、いずれの環境でもDDR5-4800からDDR5-5600にすることで、メモリ帯域は約15%向上しており、ほぼメモリスピード通りの結果になった。またレイテンシも約10%低減されており、高クロック、低レイテンシなメモリを選択するメリットは確実にある。
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続いて「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」の結果を確認すると、4K解像度ではグラフィックスカードの負荷が高く、Intel・AMDいずれの環境でも大きな差はつかなかった。ただし、WQHD解像度ではDDR5-4800から約3%、フルHD解像度では約5%高いスコアをマークしており、グラフィックスカードの負荷が低くなるに従ってメモリの影響が大きくなる。
解像度を抑えつつフレームレートを稼ぎたい場合には、メモリスピードやメモリタイミングが高速なモデルを選択するといいだろう。
DDR5メモリは前世代のDDR4メモリから格段に進化を遂げており、比較検証でも大幅なパフォーマンスアップが確認できた。現在の最新プラットフォームであるIntel LGA1851およびAMD Socket AM5はいずれもDDR5メモリに対応していることから、将来性を考慮すればDDR5メモリが第一の候補になる。
また、3Dレンダリングや動画・画像編集などのクリエイティブな作業のほか、重量級のゲームをプレイする場合もDDR5メモリが有利。モジュールあたりの最大容量が多く、メモリスピードも高速なDDR5メモリの方が快適に処理できる。特にこれから新規にPCを組む場合や長期間の使用を想定しているなら、最新プラットフォームとDDR5メモリの組み合わせを選ぶべきだろう。
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提供:CORSAIR

