エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1594
2025.10.06 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
中〜大型筐体ということで、ストレージの収納力に期待する自作派も多いだろう。しかし意外なことに、ドライブベイは1箇所のみで、2.5インチSSDと3.5インチHDDは排他的・共用に留められている。物理的にはもう少しスペースの余裕があるものの、無理に詰め込む設計は取られていない。
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| 右側面に設けられた、開閉式のドライブトレイ。シャーシには上下計2本のネジで固定されている |
昨今の自作PCでは、マザーボード上に搭載できるM.2 SSDや、外部・クラウドストレージの普及により、PCケースに大容量の収納力を求める時代は過ぎつつある。かつては存在しなかったPSUシュラウド(ボトムカバー)が今では標準装備となり、5.25インチオープンベイが姿を消したように、こうした“トレンドの定番化”は今後も続いていくだろう。
開閉式のドライブトレイには複数のネジ穴があり、3.5インチHDDは底面4本の「Screw #6-32 x 5mm」ネジでベタ置き固定を行う。搭載箇所はドライブトレイの上段と下段の2箇所(計2台分)で、コネクタは後方に向けて固定するスタイルだ。
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| 搭載できる3.5インチHDDは上段と下段の2箇所。中段は電源ユニット搭載スペース用に空けておく必要がある |
3.5インチHDDとは排他仕様の開閉式ドライブトレイには、2.5インチSSDが最大3台まで搭載ができる。固定方法は2.5インチSSDの底面から「Screw M3 x 5mm」計4本によるネジ留めで、ドライブトレイの上段、中段、下段の3箇所が搭載スペースとして割り当てられている。
なお開閉式ドライブトレイは着脱が可能。蝶番の役割を担う下部のピンをシャーシの穴に挿し、上部のピンはロック機構によりツールフリーで取り外す事ができる。
なお搭載スタイルは縦置きで、コネクタを下方向に最大3基が整列。2.5インチSSDは薄型とあって、中段にマウントしても電源ユニットとは干渉せずに共存できるというわけだ。
拡張スロットは全7段。独立した拡張スロット金具はボディ同色のイエローに塗装され、インチネジで固定されている。また金具はハニカム状の通気孔仕様で、枠の無いブリッジレスタイプだった。
後方には、拡張スロット金具のネジを覆うカバーがあり、2本のネジで固定されている。さらに、4本のネジで留められた拡張スロットユニットを取り外し、これを縦向きに付け替えることで、グラフィックスカードを垂直マウントに変更することができる。
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| 拡張スロットユニットをまるごと取り外し、グラフィックスカードを垂直マウントスタイルに変更。最後にネジ部を覆うカバーを装着すれば、作業は完了 |
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| 一見するとストレージ搭載用のブラケットに見えるが、実際にはグラフィックスカードを垂直マウントする際に、ライザーケーブルのスロットを固定する台座として機能する |

