エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1594
2025.10.06 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
ここからはエアフローレイアウトをポジション別に解説していく。まずはフレッシュな外気を取り込む重要な役割を担うフロントファンだ。
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| 搭載テストにThermaltake「CT200 ARGB Sync PC Cooling Fan Single Pack Black」(型番:CL-F179-PL20SW-A)を2基用意。回転数500~900rpm、騒音値27.2dBA、風量(最大)131.6CFM、静圧(最大)1.92mmH2Oで、ハイドロリックベアリングを採用(2025年9月発売) |
View 390 Airは曲面強化ガラスにより、左側面上部のピラーを無くしたある種”ピラーレスデザインPCケース”だが、フロントパネルを自由に設計できる利点を生かし、最大で200mmサイズファンを2基増設できるように仕上げた。選択肢は限定的ではあるものの、低速大風量は魅力だろう。
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| 200mmファンは通常のネジ穴、それ以外はスリットタイプのネジ穴を採用。ラジエーター搭載時のポジション調整ができる |
現実的なところでは、さらに140mmファンが2基、または120mmファンが3基増設可能。ラジエーターは、120/140/240/280/360mmの各サイズが搭載できる。
ピラーレスデザインPCケースの登場により多くのPCケースが採用する右サイドファン。スタイルは異なるものの、このモデルにも搭載スペースが設けられ、120mmファンが最大3基増設できる。またラジエーターも120mm/240mm/360mmサイズに対応。トップパネルに冷却ファンが搭載できないため、オールインワン型水冷ユニットを導入するユーザーの多くは、このスペースを利用する事になるだろう。
筆者が個人的にユニークだと感じているのは、リアに標準装備された2基の120mmファンだ。ポイントは“1基ではなく2基”という点にある。デュアルチャンバー設計により、リアパネルのレイアウトが大きく変化し、想像以上の空きスペースが生まれている。もちろん、View 390 Airが中〜大型PCケースであることが最大の理由だが、その余裕を活かしてサーバー系筐体以外では珍しい“リア2基体制”を実現。主要熱源が集中するエリアに向け、直進的なエアフローを形成しようという設計者の意図が感じ取れる。
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| リアには120mmファン2基を標準装備。なおラジエーターの増設はサポートされていない |
なお標準で「CT120 PWMファン」(500〜2,000rpm/25.8dBA)を2基装備。代わりに「フロント200mmファン2基を標準装備にしてほしい」という意見が、秋葉原のPCパーツショップから出ているそうだが、そこはバリエーションモデルの登場を期待するしかない。
デュアルチャンバー設計の左エリア底面部分は、ほぼ通気孔仕様である事が分かっている。ここには120mmファンが3基増設可能で、必要に応じてエアフロー能力を強化できる。なおラジエーターの増設はサポートされていない。
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| 120mmファン取付け用穴はスリットタイプが採用されている |

