8,000MHzの高クロックメモリも安定動作可能
「X870 Taichi Creator」では、高品質な8層PCBやメモリ配線の最適化により、最高8,000MHzまでの高クロックメモリのサポートが謳われている。今回はDDR5-8000に対応するKLEVV「CRAS V RGB」シリーズの「KD5AGUA80-80D380G」を使い、オーバークロックメモリの動作を確認してみることにした。
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「インタラクティブUEFI」から「EXPO-8000」のプロファイルを読み込むだけで8,000MHzの動作が可能だった
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Socket AM5のマザーボードでは動作が厳しい製品も多いDDR5-8000の設定だが、「X870 Taichi Creator」なら「EXPO-8000」のプロファイルを読み込むだけでOSの起動はもちろん、各種ベンチマークも安定動作した。そこでパフォーマンスへの影響を確認するため、各種ベンチマークを使ってDDR5-4800動作との比較をしてみることにした。
まずCINEBENCH系のスコアを確認するとシングルコアテストについては、いずれのテストでも大きな差はない。一方で、マルチコアテストは4~7%スコアが向上しており、高クロックメモリの効果は確実にある。
また「Procyon」ベンチマークの結果を確認すると「Adobe Photoshop」や「Adobe Lightroom Classic」を使う「Photo Editing Benchmark」では約5%、「Adobe Premiere Pro」を使う「Video Editing Benchmark」では約3%の差がついた。3Dレンダリングや、画像処理、動画エンコードなどはいずれも作業に時間がかかるため、CPUやグラフィックスカードはもちろんのこと、メモリも予算が許す限り高速、低レイテンシなものを用意するといいだろう。
優れた拡張性と高速ネットワークでマルチに使えるハイエンドマザーボード
ASRockの人気シリーズ「Taichi」の最新モデル「X870 Taichi Creator」の検証を進めてきた。大容量のデータをやり取りするクリエイター向けらしく、有線ネットワークは10ギガビットLANと5ギガビットLANを搭載する豪華な仕様。Wi-Fi 7も帯域幅は160MHzに制限されるものの、Wi-Fi 6Eを超える転送速度を発揮するなど、ネットワーク機能についてはAMD X870E/X870マザーボードの中でも間違いなくトップクラスの出来栄えだ。
またThunderbolt 3のデバイスにも対応するUSB4を筆頭に合計23ポートのUSBや、マルチGPUに対応する2本のPCI Express 5.0(x16)スロット、最大14GB/sを超えるM.2 SSDを搭載できる2基のBlazing M.2など拡張性にも抜かりはない。
さらにハイエンドCPUを余裕を持って運用できる合計21フェーズの電源回路や高クロック動作に対応するメモリスロットを備えた「X870 Taichi Creator」は、クリエイター用途はもちろん、ゲーミングPCや、配信用PCなど幅広い用途で活躍できる懐の広いハイエンドモデルだった。
提供:ASRock Incorporation