エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1578
2025.08.18 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
搭載できる電源ユニットサイズは奥行き250mmまで。そこで搭載テストには今年6月に詳細検証をお届けした、CORSAIR「RM1000e 2025 Cybenetics Gold ATX3.1」(型番:CP-9020297-JP)を用意した。ATX 3.1/PCI Express 5.1に対応するフルモジュラータイプで、奥行きは140mmに収められている。
搭載方法はユニークで、背面には上下対角線上に2本のハンドスクリューを装備。まずはこれで電源ユニット本体をガッチリ固定し、あとは残り2本のインチネジを固定すれば作業は完了する。なお搭載後のクリアランスは、ボトム面に固定されるコンビネーションドライブプレートまでが約65mm、フロント140mmファンまでが約330mmを残した。
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| クォーターメッシュサイドパネルを外せば、両側面からのアクセスが可能。さらにPSUカバーも開放状態にすれば、モジュラー式コネクタケーブルの抜き挿しも容易にできる |
CPUクーラーにはオールインワン型水冷ユニット「iCUE LINK TITAN 420 RX RGB」(型番:CW-9061019-WW)を用意した。
現時点でCORSAIRのAIO水冷最上位モデルで、ラジエーターには140mmファン(iCUE LINK RX140 RGB)を3基搭載させた420mmサイズを装備。今年7月24日より国内市場での販売がスタートした新製品でもある。ちなみに市場想定売価は税込34,480円前後で、実は本稿の主役であるFRAME 5000D RSよりも高価なハイエンドモデルだ。
トップ部に唯一420mmサイズラジエーターが搭載できるだけに、この構成を選択する人もいるだろう。今回は敢えてチューブを後方向に設置しているが、リアファンとは干渉しないように配管はできている。なおiCUE LINK対応品とあって、専用ケーブルの接続や配線は必ずマニュアルを確認する必要がある。とりわけ搭載手順通りに作業をすすめないと、コネクタとケーブルの接続が物理的にできなかったり、面倒が起きる可能性が高い。マニュアル嫌いな筆者でさえ、オンラインガイドをじっくり見ながら作業を行った。
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140mmファンのネジピッチに合わせ、レールを右サイドパネル側に移動。これで420mmサイズラジエーターが固定できるようになった |
ここで小さなトラブルが発生した。各配線が終わるまで取り外しておいた「上部マザーボードケーブルカバー」が取り付けられない。原因は単純で、420mmサイズのラジエーターと3基の140mmファンによってケーブルカバーエリアが塞がれ、作業スペースの確保はもとより、ケーブルカバー自体が挿入できなくなってしまった。
解決するには、ラジエーターと冷却ファンを一度外すしかない。つまりケーブルカバーは、ラジエーター設置前に閉じておく必要がある。しかし、その時点でマザーボード上部を行き交うケーブルやコネクタの処理がすべて終わっているかは、状況によっては微妙なところ。ハイエンド構成の自作PCならマイナートラブル程度のレベルだが、比較的多くの人が悩む場面ではないだろうか。
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「上部マザーボードケーブルカバー」の設置タイミングに悩まされたシーン。面倒なら”取り外したまま”でも問題はないが、装着すれば配線はかなりすっきり見えることは間違いない |
なお、今回はオールインワン型水冷ユニットをチョイスしたが、FRAME 5000D RSにはシャーシの上部と下部それぞれに、給水口と排水口が装備されている。これはCORSAIRのDIY水冷「HYDRO X SERIES」向けに用意されたもので、ポートカバーが装着された状態で出荷される。使用する際は、プラスドライバーでこじ開けて取り外す必要がある。
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