エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1578
2025.08.18 更新
文:撮影・編集部 松枝 清顕
FRAME 5000D RSは高い拡張性と冷却性能を前面に押し出す一方で、魅せる要素も特徴のひとつ。それを表しているのが、左サイドパネルだろう。「分割式サイドパネル設計」と呼ばれる左側面は、およそ80%が強化ガラス(上段)で、残り約20%は「クォーターメッシュサイドパネル」が装着されている。
まず内部が視認できる強化ガラス面は、幅約510mm、高さ約385mm。シャーシへの固定は前方2箇所の突起(タブ)を掛け、後方折り返し部分にある上下各1本のハンドスクリューでネジ留めされており、工具不要で取り外しができる。そして前方と後方には、幅約20mmのスチール製プレートが装着されている。なお下段のクォーターメッシュサイドパネルについては、後ほど詳しく解説しよう。
右サイドパネルはスチール製で、前方縦列にはサイドファン用の通気孔が設けられている。パネルサイズは実測で幅約510mm、高さ約498mm。固定方法は強化ガラス製サイドパネルと同様で、前方2箇所の突起(タブ)に掛け、後方折り返し部のハンドスクリュー2本でネジ留めされている。
なお通気孔部分には幅約180mm、高さ約495mmの大判ダストフィルターを装備。メンテナンス性を考慮したマグネット固定式で、簡単に着脱ができるようになっている。
左側面の”残り約20%”を占める通気孔仕様の「クォーターメッシュサイドパネル」は、PSUシュラウドの高さに合わせたサイドカバー。シャーシには前方2箇所(タブ)を引っ掛け、後方はボールスナップにより固定。さらに折り返し部分の背面からは1本のハンドスクリューでネジ留めされている。
出荷時は内側に「半透明サイドインサート」が装着されており、実質通気孔は塞がれている。これはRGB LEDイルミネーションを透過しながらPSUシュラウド内のケーブルを部分的に隠そうというもの。さらに2つのオプションインサートが付属しており、通気性を確保する「フィルター付きサイドインサート」または完全に密閉する「片面固形インサート」(付属品表記ママ)に付け替える事ができる。
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| インサートは出荷時より装着される「半透明サイドインサート」、メッシュ地の「フィルター付きサイドインサート」、ブラック色で密閉する「片面固形インサート」の計3種類から選択が可能 |
なおクォーターメッシュサイドパネルにはオプションの「XENEON EDGE 14.5 インチ LCD タッチスクリーン」が搭載可能。解像度2,560 x 720 ピクセルの14.5インチディスプレイで、5点静電容量式タッチスクリーンにより各種操作ができる。
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| 「XENEON EDGE 14.5 インチ LCD タッチスクリーン」は8月末~9月上旬に発売を予定。国内市場では約5万円前後になるそうだ |
本体背面、リアパネルのレイアウトを確認してみよう。上段右側には標準装備の140mmファン、その右手にはマザーボード用バックパネルの開口部が配置されている。そして中段は拡張スロットが広く占有し、最下段のカットはボトムマウント方式の電源ユニット用スペースだ。
背面からだけでは、FRAME 5000D RSの特徴であるモジュラー設計を読み取ることは難しい。しかし、上部のロゴ入りストラップや左端に縦列で備わる小型面ファスナー、標準装備140mmファン上部からトップパネルまでの十分なクリアランスなど、細部を注意深く見れば、これが一般的なミドルタワーPCケースではないことが分かる。
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ILINKの文字がついたキャップを外すと、iCUE LINKケーブルをケース背面へ通すための穴が出現。このパススルー用ホールは「FRAME 4000D」にも装備されていた |
構成パーツが空の状態から本体を逆さまにして、ボトムパネルを見ていこう。トップパネル同様、ボトムパネルの多くは通気孔仕様。それを覆うプラスチック製のダストフィルターは幅約195mm、長さ約475mmの大判で、左側面方向へ引き出すスライド着脱式が採用されている。
四隅にはインシュレーターに相当する4本脚があり、設置面には滑り止め用のゴムが取り付けられている。前方2本はフロントパネル支柱と一体型、後方2本はボトムパネルに直接固定された構造だ。脚高は実測で約30mmあり、設置面との間に十分な空間を確保することで、ボトムマウントの電源ユニットや増設ファンの吸排気をスムーズに行うことができる。
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四隅に設置されたプラスチック製の台座(インシュレーター)。一見にして華奢にも見えるが、実際には重量級構成パーツを満載にしても安定感のある設置状態を維持。滑り止めのゴムもしっかりと装着されている事を確認した。 |

