φ6mm×7本のヒートパイプを備えたベイパーチャンバーベース
「ASSASSIN VC ELITE WH」のベース部分は、「ASSASSIN IV VC VISION」と同様、熱伝導効率に優れたベイパーチャンバーを採用する。CPUと接触する部分のベースプレートは実測約32mmの正方形で、その周囲には放射上に伸びるラインがデザインされていた。
またヒートパイプはハイエンドCPUクーラーで一般的なφ6mm×6本ではなく、φ6mm×7本を備え、ベイパーチャンバーによってCPUから移動した熱を2つのヒートシンクへと素早く移動。これを120mmと140mmの2基のファンを使って冷やすことで、最大TDP300Wに対応する優れた冷却性能を実現しているワケだ。
|
|
CPUと接触するベースプレートはニッケルメッキが施されていた。ちなみにベイパーチャンバー自体のサイズは実測約60mmの正方形
|
|
|
7本のU字型ヒートパイプは、ヒートシンク全体に均等に熱を移動できるよう、ほぼ等間隔に冷却フィンを貫通するよう配置されていた
|
140mmと120mmの3相6スロット4極モーターファンを搭載
「ASSASSIN VC ELITE WH」に実装されている冷却ファンは、ヒートシンク中央が140mmサイズ、リアインターフェイス側が120mmサイズで、いずれも3相6スロット4極モーターと流体動圧軸受を採用する。またカバー天板の右端にはスイッチが実装され、ファンの回転数を冷却性能重視の「Performance Mode」(騒音値最大29.3dBA)と、静音性を重視した「Quiet Mode」(騒音値最大22.6dBA)に切り替える事ができる。
|
|
プラスチック製カバーの天板には「Performance Mode」と「Quiet Mode」を切り替えるスイッチを搭載
|
140mmファンには専用の固定金具が実装され、両端のレバーを押すとロックが外れて引き抜く事ができる仕組み。スペックは「Performance Mode」時が回転数500~1,800rpm±10%、風量61.25CFM、静圧3.76mmAq、「Quiet Mode」時が回転数500~1,450rpm±10%、風量48.55CFM、静圧2.46mmAq。
|
|
中央の140mmファンは、トップのメッシュカバーを取り外して、レバーを押すとロックが外れて引き抜く事ができる
|
|
|
7枚のインペラを備えるグレーの140mmファン。上部には専用の固定金具が、下部には防振ゴムが実装されていた
|
120mmファンはプラスチック製のカバーにある両脇のツメで固定する仕組みで、大型のVRMヒートシンクなどで干渉する場合は上方向に15mmずらすことができる。スペックは「Performance Mode」時が回転数500~1,700rpm±10%、風量58.06CFM、静圧2.1mmAq、「Quiet Mode」時が回転数500~1,350rpm±10%、風量46.75CFM、静圧1.35mmAq。
|
|
プラスチックカバーに実装されたグレーの120mmファン。こちらのインペラは9枚実装されている
|
|
|
120mmファンは上方向に15mmずらして実装することもできる
|
また製品には「120mmファン増設用アダプタ」とファンを固定するネジが付属しており、メモリスロット側ヒートシンクの外側にさらに冷却ファンを増設して、トリプルファン構成にも対応する。
初出時ファンのスペックに一部誤りがありました。謹んで訂正させて頂きます(2025/8/13 1:38)